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体に悪いサラダ油

単純明快!?サラダ油が脳を壊す理由と簡単にできる対策とは…

「サラダ油は脳を壊す」…このフレーズをあなたも聞いたことがありませんか?価格が安く私たちの食卓に並ぶ料理に欠かすことができないものがサラダ油でした。

しかし、最近ではこのサラダ油の危険性が叫ばれています。がんや動脈硬化などの体に与える害に加えて、なんと「脳」にも悪影響を及ぼすことが分かってきました。

今回はサラダ油が脳を壊す理由や、簡単にできる対策についてご紹介したいと思います。

まずはサラダ油について知ろう

まず、サラダ油と言っても「毎日使っている油」という曖昧なイメージしか無い方も多いと思うので、サラダ油についてちょっとご説明します。

日本で言うサラダ油は

  • 紅花油
  • ひまわり油
  • 綿実油
  • 大豆油
  • コーン油
  • ごま油
  • 米油
  • 落花生(ピーナッツ)油
  • キャノーラ(菜種)油

といった9つの原料から作られる油のことを指します。

これらをまとめて「サラダ油」と呼ぶのです。

100%1つの原料で作られたものもあれば、2、3種類の原料を混ぜたブレンドしたものもあります。(菜種油+大豆油など)

また原料も国産100%のものもあれば、100%外国産のもの、国産と外国産を混ぜたもの…とこの点も商品によりさまざまです。

いかがでしょうか。あなたが普段使っているサラダ油は“どんなサラダ油”ですか?いずれにせよ、どんなサラダ油にも危険が潜んでいます。その理由とは…

サラダ油には「リノール酸」がめちゃくちゃ多い

サラダ油に分類される油には、総じて「リノール酸」が多く含まれているのが特徴です。20~30%程度のものもあれば(それでも多いのですが)、紅花油などでは80%程度とかなりの含有量のものもあります。

そう、このリノール酸こそが「サラダ油が脳を壊す」と言われる大きな要因となるのです。

「もったいない」を捨てよう!どんな油も繰り返し使うのはNGでも書いていますが、リノール酸は加熱すると「ヒドロキシノネナール」という神経毒を生むことがサルによる実験で分かっています。

ヒドロキシノネナールは神経細胞を死滅させて、脳の海馬を萎縮させてしまいます。脳の神経細胞が死んでしまうこと、そして主に記憶を司る海馬が攻撃されること…それは脳に関わる機能が著しく低下することを意味します。

その結果、発症リスクが高まってしまうのが、認知症、アルツハイマー病、物忘れ、ボケなどの現代人が苦しむ脳の病…。

避けられない“加齢による脳細胞の減少”ももちろん関係していますが、サラダ油によるリノール酸の摂取は、自らせっせと脳を壊しているようなものです。

じゃあどうすればいいのか?…もうお分かりですよね。

サラダ油をやめてリノール酸の摂取量を減らす

「サラダ油が脳を壊す」と言われる理由を何となくでもお分かりいただけたかと思います。

じゃあどうすればいいのか?…答えは明白。

サラダ油を使うのをやめて、加熱によるリノール酸の害のリスクを減らせばいいのです。

そこで「加熱によって毒素が発生するなら、加熱しなければいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、それでも答えは同じです。

なぜなら「リノール酸そのものが体内の炎症を促す」からです。

脳に対する毒素は加熱によって発生するとしても、さまざまな病気の原因となる体内の炎症はリノール酸そのものが原因となるので、やっぱりサラダ油は控えたほうがいいのです。

しかしながら例外もあります。それは“良質”な「こめ油」「ごま油」です。分類としては「サラダ油」ですが、どちらにも高い抗酸化作用を持つ成分が含まれているので、加熱しても神経毒のヒドロキシノネナールが発生しにくいという嬉しい特徴があります。

とはいえ“良質な”と強調したように、低価格のものはよくありません。低価格のものはコストが抑えられる「溶剤抽出」などの危険な方法で油を抽出しているので、その過程で必ず高温加熱処理がされているからです。

開封前、使用する前の段階ですでにヒドロキシノネナールが含まれてしまっているということですね。

これはこめ油、ごま油に限らずどんな油にも言えることですが、「価格」は安全な油を選ぶ大きな目安となるので覚えておきましょう。

油の値段がピンきりの理由がヤバかった!安物には罠がある!油ってたくさんの種類があるのも驚きですけど、その値段があまりにも違うことにビックリしてしまうことってありませんか? このご時世、安...

油を買うときは、お財布にちょっと痛くても多少値が張る“安全な方法”で搾られたものを選ぶようにしてください。

※こめ油、ごま油についてはこちらをどうぞ↓
《参考》こめ油は選び方を間違えると危険!効能はすごいけど気を付けること。
《参考》ごま油の光と闇。体にいいの?それとも危険?

サラダ油と脳に関するおすすめの本は…

体の病や怪我ももちろん嫌ですが、それと同等かそれ以上に嫌なのが「脳の病気」ではないでしょうか。

アルツハイマー病などは一度発症すると一生治らない…という声も聞きますよね。認知症や痴呆症…自分のやっていることが分からなくなる、これまでの記憶が無くなってしまうのはとても切なくて悲しいことです…。

それに何より自分自身が辛いのはもちろん、家族や友人などの大切な人も悲しませてしまいます。想像してそれが堪えられないという人もいるでしょう。

「なったら治りづらい」なら、予防や対策を徹底する他ありません。

その為には「毎日の油の見直しをする」という至極簡単なことが非常に有効なのです。これは意識しないわけにはいきませんよね。

そこで「サラダ油と脳」に関する研究をされている、脳科学の専門医である山嶋哲盛先生の本がとても参考になります。

今回の記事も山嶋先生の著書を参考にさせていただきました。(ヒドロキシノネナールについても著書の中で初めて知りました)

関連する本をいくつか出版されているようなので、もしよければ読まれてみることをおすすめします。1冊読むだけでも「サラダ油が脳に与える影響」がよく分かると思いますよ。

⇒ 山嶋哲盛の著書一覧【amazon】

まとめ

サラダ油が脳を壊すメカニズムは本当はもっと想像もできないくらいに複雑で難しいのだと思いますが、「ヒドロキシノネナール」という毒素の説明で、理解力の乏しい管理人でも何となくでも理解することができました。

あなたももし「難しいことは分からない…」と思われているなら、とりあえず「サラダ油は脳に悪い」という理解でいいと思います。

難しいことはちょっと後回しにして、元気な脳を保つために早めに「脱サラダ油」を始めましょう。