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体に悪いサラダ油

白絞油とサラダ油の違いって何?「体に悪いと思う」3つの理由!

あなたは白絞油って知っていますか?ネットを見ると、知ってる人も結構いる感じ…でも私は全く知りませんでした。正真正銘「初耳」^^;

そこで調べたところ、私たちにとって凄く身近な「サラダ油」とかなり近しいものであることが判明。

このページでは「白絞油」とはどんな油なのか?痒いところまで手が届くくらい詳しくまとめてみました!

「白絞油」の読み方って?

まず本題に入る前に、多くの方がその名前を見て疑問に思うであろう「読み方」について知っておきましょう。

白絞油は「しらしめゆ」と読みます。

まぁそのままなんですが、あまり語感は…よくないですかね?(理由は「知らしめる」に似てるから^^;)

語源は、その昔、流通していた油が赤っぽかったのに対し、上澄みをすくったこの白絞油は薄く透明っぽかったのでこう呼ばれるようになったようです。

白絞油とサラダ油の違いはココ!

本題の「白絞油とサラダ油の違い」について。

白絞油は、綺麗な淡黄色になるまで精製した油のことを指します。はじめの原料は菜種でしたが、今では大豆、綿実、ごまから搾ったものもそう呼ばれています。(大豆白絞油など)

でもサラダ油も同じように、↑の原料を精製した油のことを言いますよね?

両者に何か違いってあるのでしょうか?

というと、それはずばり「精製度」に違いがあるんです。

白絞油をさらに精製したものがサラダ油…と覚えておけば、この疑問の8割方理解したことになります(笑)

さらに詳しくご説明しますと…

生でも食べられるのがサラダ油

加熱にしか向かないのが白絞油。加熱でも生でも使えるのがサラダ油。

白絞油は、精製工程で「脱ロウ」をしていないので、温度が低いと油が濁ったりくもったりしてしまいます。

だから主な用途は業務用で、揚げ物などの加熱用として使われます。

サラダ油は、↑の「脱ロウ」をしているので、温度が低くても濁ったりせず、透明でサラッとしています。

だから加熱にも使えますが、生のままでも使える勝手の良さがあります。

脱ロウとは?

サラダ油の精製工程の1つ。生で使うときにサラッとしていないのは不都合なので、濁りやくもりの原因となる個体の脂部分(ロウ)を除去する作業。

0~10℃で10~45時間冷却してロウ分を分離させます。(脱ロウはウインタリングとも言う。)

白絞油のメリット?

白絞油は一斗缶の形で、ほとんどが飲食業界に卸されるので、一般の人が目にすることはあまり無いかもしれません。

とはいえ通販で普通に買えますけどね(;´∀`)

品質とか栄養成分とかは、家庭用のサラダ油とほとんど変わりなしです。

で、白絞油のメリットって何かあるのか?というと、精製度が低いもののほうが風味やコクがあるとも言われていますね。

精製したサラダ油は、サラサラであっさりしていて風味が感じられないものも多いですからそれも何となく分かります。

あとはやはり業務用、一斗缶、大容量…ということで、お値段が安いです。

試しにamazonで調べてみたら、大体16.5kgのものが4~5,000円ぐらいでした。1kg250円くらい…安い!

白絞油が体に悪いと思う「3つ」の理由

白絞油とサラダ油の違いについてお分かりいただけたと思います。

そこで大事なのが「白絞油って体に良いの?悪いの?」ということです。

これはもう…おそらくあなたも気付かれていると思います。だって「サラダ油とほとんど同じもの」ですから。

個人的に、白絞油はあまり摂りたくないなぁ…と思ってしまいます。その理由は主に3つ。

サラダ油と同程度の品質

何度もしつこいですが、白絞油とサラダ油はほぼ=(イコール)です。で、今さんざんサラダ油の危険性が叫ばれていますよね。

  • ヘキサンなどの劇薬を使っている
  • 高温加熱を繰り返すことによる毒素の発生
  • 遺伝子組み換え作物の使用
  • リノール酸の過剰摂取

などなど。

ただ、サラダ油の中にも、原料を厳選していたり、溶剤抽出ではなく昔ながらの圧搾法にこだわっていたり、栄養成分がなるべく残るようにコールドプレス製法だったり…

こめ油やごま油のように、熱に強く、体に良い効果が期待できる栄養が含まれているものもあります。

でも白絞油の場合はそういうのが全く分からないんです(汗)

商品ページを見ても、説明がサラッと書いてあるだけで、分かるのは原材料と値段だけだったり。。

ただお値段から判断するに、白絞油の多くは「体に悪い安いサラダ油と同等」であると思っていいのではないかと。

油の値段と質は比例します!↓
《参考》油の値段がピンきりの理由がヤバかった!安物には罠がある!

危険なサラダ油に注意している人は、おそらく白絞油にも手を出さないと思いますが、内容がよく分からないものを口にするのは控えたほうがいいでしょう。

シリコーンが使われている

一斗缶で売られている白絞油のほとんどに「シリコーン」が使われています。

原材料のところを見てみてください。「食用大豆油 シリコーン」などと書かれていると思います。

このシリコーンは何なのかというと、食品添加物の1つで、油には「消泡剤」の目的で使われています。

(なので単に「消泡剤」と書かれているものもありますが、消泡剤の中にはシリコーンのほか、グリセリン脂肪酸エステルを指している場合もあります。)

消泡剤…読んで字のごとく、泡が立たないようにするためのものです。

泡が立たないと何が良い?

  • 吹きこぼれによる火災の危険を防止できる
  • 劣化すると泡が増えてくるからその対策に良い

など、特に揚げ物などで連続で使い続ける業務用として、色々と都合がよくなるわけですね。

油以外のものでは、豆腐やジャムを作るときにもよく使われるそうです。

体にいいとは言えない

このシリコーン、お世辞にも「体にいい」とは言えません。人工的な添加物なので当然ですよね。

じゃあ著しく体に悪いかというと…そこもまた微妙。。当然ですが、使用量は食品衛生法でしっかり定められています。

「食品1kgに、シリコーン樹脂 0.050g以下(50ppm)」

とのことですが、実際食用油にはその10分の1以下の1~5ppm程度が使われているそう。

そう、ほんのちょこっとなんですね。で、「不活性だから害はない」とか「吸収されずに体外に出ていく」とも言われています。

(そもそも人体に元からある「ケイ素」でできてるから問題ない、とも。)

でも、現実にはお腹をこわす人や具合が悪くなる人もいるようなんです。

もちろん、それがシリコーンによるものだとはっきり特定されているのかは微妙なところですが、それでも安全性に賛否両論あるのはたしかです。

私と言えば…「シリコーン」という文字を見た瞬間、「あぁ…摂りたくないな」と思ってしまいます(-_-;)

因みに家庭用の油(サラダ油など)には使われていないので、シリコーンを気にする場合は“白絞油だけ”となります。

酸化した油を摂るリスク

白絞油はコストが安いので、買っておけば「長いこと持つからお得♪」と考える人もいるかもしれません。

しかし、油もほかの食品と同じく、理想は「なるべく早めに使い切ること」です。

空気、光、熱にさらされることでどんどんと酸化、体に悪いものになっていってしまいますからね。

《参考》悪い油にしない!油が酸化する3つの条件とそれぞれの「対策」まとめ

そう考えると、安く、大容量で、置き場所にも困る白絞油は「酸化した油を摂るリスク」がとても高いと思われます。

(とはいえ危険な製法工程を経た白絞油は、開封前からすでに酸化、油の変質が起きていますが。。)

油も生鮮食品と同じように、みずみずしいものを美味しくいただく、のが賢い利用方法なのではないでしょうか。

まとめ

白絞油(しらしめゆ)についてまとめてみました。

ほとんど違いは無いと言えども、「白絞油を買うならサラダ油のほうがいいかな~」なんて思われたでしょうか。

でも、サラダ油もそのほとんどが危険ですから(汗)

現代の「体にいい油」は本当にごく一部。αリノレン酸、DHA、EPAが含まれるオメガ3系の油です。

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