体に悪いサラダ油

私がキャノーラ(菜種)油を買わなくなった4つの理由

家計にとても助かる価格設定のキャノーラ油。気兼ねなく使えるので毎日必ず何かしらに使っている…というご家庭も多いでしょう。

じつは我が家も以前はそうでした。やっぱり1番安いものを手に取ってしまいます^^;

でも今は使っていません。それはどうしてか…その理由をこの記事でお話したいと思います。

キャノーラ油が大人気の理由って?

まず、キャノーラ油が人気の理由についてちょこっとご説明します。

キャノーラ油は日本での消費量が「1位」の油です。今はたくさんの油がありますが、その中での堂々のナンバーワン。

それはやっぱり先に書いたように「お値段の安さ」が最大の理由でしょう。1リットルを超える大容量のものが数百円で買えちゃいますからね。

何も知らなければ、ぶっちゃけ油なんてどれも同じに見えますし、そうなると「1番安いのでいいや!」ってなりますもんね。

あとは「オレイン酸が多いから悪玉コレステロールを下げてくれる」と宣伝されていたり、「口当たりがよくて揚げ物もカラッと揚がる」と言われていたり。

さらに摂取バランスがとても重要な「オメガ6脂肪酸」と「オメガ3脂肪酸」の比率が「2:1」と理想的である、なんてことも言われているみたいです。

大体↑のことがキャノーラ油の人気の理由のようですね。

キャノーラ油と菜種油の違いとは?

キャノーラ油を語るうえで避けて通れない「菜種油」についても触れておきます。

というか、この両者に違いなんてあるの?と思われている方も多いようです。

たしかに「キャノーラ(なたね)油」なんて書かれていることもあって、同じものなの?違うものなの?って混乱しますよね。私もそうでした。

正解は…

「限りなく似ているけど違うもの」

です(笑)どういうことかというと、

キャノーラ油は菜種を遺伝子組み換えした「キャノーラ品種」から作られる油だったんです。菜種油の一種という認識で良いと思います。

この油が作られたのには理由があって、じつは菜種には心臓、腎臓に悪影響を及ぼす「エルカ酸」が含まれており、カナダの研究グループがこの有害物質が少ない品種の開発に成功。それがキャノーラ品種です。

(菜種にはほかにも「グルコシノレート」という甲状腺肥大を招く危険のある物質も含まれていますが、これは搾った油には含まれないものなので割愛。)

体に害を及ぼす成分が無くなったのはいいことですが、しかし、その代わりに「遺伝子組換え」という物騒な単語が出てきました。

あなたもすでにお察しの通り、この「遺伝子組換え」がまず危険な1つのポイント。…良いイメージはありませんよね?

※えっ!菜種油には毒の成分が入っているの!?と思われたあなたへ。

「キャノーラ油」ではなく「菜種油」として売られているものもありますよね。じゃあその菜種油には先に書いたエルカ酸などの有害物質が含まれいているのかというと…大丈夫です!

日本で販売されている菜種油にはエルカ酸は含まれないそうなので、その点は安心してください。

買わなくなった「4つ」の理由

さてさて、それでは「私がキャノーラ油を買わなくなった理由」について詳しく書いてみたいと思います。

つい安価なキャノーラ油を多用してしまっている…という場合、結構酷な内容かもしれませんが、ぜひ目を通していってください。

遺伝子組換えの危険性

まず、すでに書いたようにキャノーラ油は「遺伝子組換え作物」から作られた油です。

日本で売っているキャノーラ油、および菜種油の原料となる菜種は、そのほとんどがカナダから輸入したものです。(9割はキャノーラ品種。)

遺伝子組換えについては賛否両論ありますが、試しにamazonでザッと関連書籍を見てみたら、そのほとんどが「否定的」なもので溢れていました。。

とある一冊↓

となると、影響されやすい私はどうしても気になってしまいます(-_-;)

今のところ人に対する健康被害は確認されていないようですが、マウスによる実験でははっきりとその毒性が確認されています。

遺伝子組換え食品は巷にあふれているので、キャノーラ油だけを制限しても意味が無いといえばそうなのですが…。それでも、代用できるものがあるなら、そうするに越したことは無いはずです。

同じ食用油では、「大豆、とうもろこし、綿実」が遺伝子組換えである可能性が高いです。

毎日使う油は、これらの「遺伝子組換え作物の可能性が高い」ものはやめて、その心配が低いものを選ぶようにしましょう。

※因みに「100%国産原料」の菜種油は遺伝子組換えの心配はありません。

ラットによる実験での結果

著書「オリーブオイル・サラダ油は今すぐやめなさい!」によると、キャノーラ油を食べさせたラットに以下のような症状が出ました。

  • 寿命が短くなった ※高血圧で脳卒中になりやすいラット
  • 腎臓障害
  • 脳出血
  • すい臓の機能不全
  • 糖尿病のリスクが高まった
  • 脳の異常な興奮
  • 男性ホルモン(テストステロン)が減った

男性ホルモン~については、環境ホルモン作用のためと考えられるそうです。しかもその影響はダイオキシンより強いとも。…怖いですね。

これらの症状がどうして起きるのか…?

もしかすると↑の遺伝子組換えのせいなのかもしれないし、著書内ではほかに「解明されていない未知なる成分」が影響していると推測されています。

いずれにしても、「人には問題がないから安心」と言い切ることは私にはどうしてもできません。

ほとんどがヘキサンで抽出

キャノーラ油は価格が安いことが人気の理由であることはすでに書いたとおりです。

じゃあどうして価格が安いのか?

それは、安価な原材料を使い、手間とコストがかからない製造方法を取っているからに他ならないわけで…。

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そう、激安なキャノーラ油では、「圧搾法」ではなく「溶剤(ヘキサン)抽出」で油が搾られているので注意が必要です。

ヘキサンは毒性成分ですが、最終加工品の油には残らないように除去されていると言います。でもそれでも100%大丈夫なのか不安は残ります。。

そしてヘキサンを使うと、揮発させるのに200℃以上の高温で加熱する必要があるので、栄養素の損失やほかの有害物質の生成も気になるところです。

ただ、菜種は油分が多いので、溶剤抽出ではない「一番搾り」製品も種類が豊富なんですよね。

でも。

じつは「一番搾り」にも、低温圧搾(コールドプレス)のものもあれば、高温圧搾(高温で加熱して搾る方法。菜種の場合は170℃程度まで加熱されるもよう)のものもあるようで、一概に「だから安心!」とは言い切れないようです。

低温圧搾の文字がなければほぼ高温圧搾かと。とはいえ、当然「溶剤抽出」よりもはるかに安心度は高いです。

2つの脂肪酸の弊害

油を構成する脂肪酸。まずはキャノーラ(菜種)油の脂肪酸組成を見てみてください。

キャノーラ油の脂肪酸組成
  • オレイン酸:60%
  • リノール酸:20%以上
  • αリノレン酸:10%

キャノーラ油は、酸化に強いと言われるオレイン酸が多いことがメリットとしてあげられていますが、じつはその他は「デメリット」となってしまいます。

まず、リノール酸が20%以上。じつはサラダ油の中では1番少ないのですが、それでも普段摂りすぎている脂肪酸なので、決してスルーできない量です。

リノール酸は摂りすぎると炎症を促進させますし、高温で加熱すると脳を壊す毒素を作るので、今そのことが大問題になっているのです。

それからαリノレン酸。こちらはリノール酸とは真逆で、現代人に不足している脂肪酸で「なるべく摂るようにしましょう」と言われています。

そんなαリノレン酸が、キャノーラ(菜種)油には“サラダ油の中で1番多く”含まれています。

それのどこがいけないの?むしろ「メリット」じゃないの!

とあなたは思われたでしょうか。

でもαリノレン酸は「酸化しやすく熱に弱い」ので、基本的に生のままで摂ることが推奨されているんです。

それなのに、市場に出ているキャノーラ油は、ガンガン高温加熱がされた溶剤抽出のものばかり。

一部では、酸化しやすいαリノレン酸を含んでいるためか、200℃近くまで熱するとペンキや硫黄のような不快な臭いが立ち込めるとの情報もあります。これは、油の成分が変質してしまっている証拠かと。。

せっかく「健康に良い」と言われているαリノレン酸も、ここではその存在が仇になってしまっているわけですね。

(もっともαリノレン酸を摂る目的ならもっと他にいい油があります。亜麻仁油えごま油などですね。)

まぁどんな脂肪酸で構成されていても、何回も高温で処理されている油には何かしらのデメリットがあるはずです。

まとめ

いかがでしょうか?

私がどうしてキャノーラ油を買うのをやめたのか…お分かりいただけたのではないかと思います。

油は値段である程度の品質が予想できるので、あなたも「激安」な油にはくれぐれもご注意を。

多少家計に響いても、一番大事なのはあなた、そしてご家族の健康です。そのために毎日使う油は慎重に選ぶようにしてくださいね。