その菜種油は安心?危険?キーワードは「国産」と「一番搾り」

愛用している方も多いと聞く菜種油。値段もピンキリでありますが、どんな油なのでしょう?

このページでは、スーパーで売っている菜種油を何気なく買っているあなたにこそ読んで欲しい「菜種油」についての情報をまとめてみました。

安心度の高い菜種油も紹介するのでよければチェックしてみてください。

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菜種油ってどんな油?

菜種油は、身近なところでいえばナノハナ(菜の花)の種子から絞られる油です。

黄色い爽やかな菜の花。あなたのお家の周りにもいっぱい咲いていませんか?

うちの周りにも咲いているので、勝手に「あぁ~だから日本での消費量が1位なのかぁ」なんて思っていたのですが…

実際は日本の菜種の自給率はなんと0.1%以下らしいです。少ない!

それでも何でも日本での消費量は1位。ということは?

そう、そのほとんどを海外からの輸入に頼っているんですね。日本が輸入している菜種の9割はカナダ産のキャノーラ品種とのことです。

え?キャノーラって何?菜種とどう関係が?

と思われたかもしれないので、一応…

じつは「キャノーラ油」も菜種油の一種です。キャノーラ油は菜種を遺伝子組換えしたキャノーラ品種から作られます。

《参考》私がキャノーラ(菜種)油を買わなくなった4つの理由

品種はちがいますが、同じ菜種から絞るので、混同されている情報も多くてちょっとややこしいんですよね^^;

1つ確実にちがうのは、キャノーラ油になる菜種は遺伝子組換えによって作られたもので、普通の菜種油には「遺伝子組換え」が全く関与していないものもある、ということでしょうか。

キャノーラ油を菜種油と言ってもまぁ間違いではないけど、キャノーラ品種から絞られていない菜種油をキャノーラ油とは言いません。

キャノーラ油と安い菜種油は、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシングなどさまざまな加工食品に利用されているので、油そのものを摂っていなくてもかなりの量を摂取している…という人は多いと思います。

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知っておくべき菜種油の危険性

日本人が一番口にしている油、菜種油(キャノーラ油)。

キャノーラ油は遺伝子組換えにより生まれた、と書きましたが、じゃあその他の「菜種油」にその心配は無いのかというと…答えはNOです。

じつは普通に使われています。油には遺伝子組換え食品の表示義務は無いので、使っていようとなかろうと、何も表示しなくてよい決まりとなっています。

でもありますよね?菜種油の中には「遺伝子組換えでない」と書いてあるものが。

嘘はダメなので(笑)当然そういった表記があるものは遺伝子組換え作物は使われていません。

(ただ、あくまでも原材料中の95%は使っていないということなので、残りの5%には使われている可能性があります…汗)

じゃあ「遺伝子組換えでない」の表記が無いものは??ほぼ100%の確率で遺伝子組換え原材料だと思っていいでしょう。

散々書いてきて今さらですが、遺伝子組換えの危険性には賛否両論あります。でも個人的には怖いと思っています。あなたはどう思われているでしょうか…?

あとは、安い菜種油はほかのサラダ油と同じように、ヘキサンなどの薬剤を使って油を抽出しているので、ここも注意したいところ。

ヘキサンを用いた「溶剤抽出」では、菜種から油をなんと99%取り出すことができます。ほぼ100%!

この方法はとても効率がいいので頻用されているのですが、ヘキサンを使うと、必ず高温で加熱して取り除く必要があるので油の品質がガタ落ち。。

栄養素も吹き飛びますし、トランス脂肪酸などの体に悪い毒も作られてしまいます。

そこで以下では、なるべく危険度の低い菜種油を選ぶときのポイントをご紹介します。

買うならチェックしたい「3つ」のポイント

菜種油を選ぶときは↓の3つのポイントをチェックするようにしましょう。

国産原材料を使っているか?

全体の0.1%以下ととても貴重なものですが、実際に国産菜種を使っている商品はあります。

その際「国産100%」とか「国産菜種だけ使用」という確実な表記を見つけてくださいね。実際はほかの菜種も混ぜている…というケースもあると思うので。。

で、国産の何が安心かというと、国産だったら遺伝子組換えの心配がありません。

日本での遺伝子組換え作物の栽培は禁止はされていないようですが、それを商品として販売はしてはいけないことになっています。なので国産として売られているならそれは遺伝子組換えでない、と考えてOKです。

原材料が遺伝子組換えじゃないか?

やっぱり1番安心なのは国産原材料だと思いますが、そこまでこだわりは無いという方もいるでしょう。

その際も、せめて「遺伝子組換えでない」ものを選ぶのがおすすめです。

遺伝子組換えじゃない菜種を使っているなら、商品ページにそう書かれているはずなのでよくチェックするようにしてください。

一番搾りと書かれているか?

油分が多い原材料であれば、圧力をかけるだけで油が絞れるので、それが1番に搾ってとれた油…ということで「一番搾り」として売られています。

そしてその後に高温で加熱して絞る方法、溶剤を使って溶かし出す方法が用いられて、二番、三番と品質の悪い油が得られていくわけです(汗)

言わずもがなですが、当然品質のいいものは一番搾り。(低温圧搾法ならなお良し)栄養素の損失も高温加熱で作られる毒素の心配も少ないです。

幸い菜種には油分が多いので、一番搾りの商品も多く出ています。

「国産」で「一番搾り」の菜種油をご紹介!

ここでは「国産の原材料(菜種)」を使い、なおかつ「圧搾一番搾り」で仕上げた、安心度の高い菜種油だけを厳選しました。

近くのスーパーに売ってるものはどれが良いのかわからない…

というあなたはぜひチェックしてみてください。

カネゲン 圧搾一番しぼり国産なたねサラダ油

国産菜種の一番搾りだけをボトルに凝縮。湯洗い製法で仕上げました。レビューの数が多い人気の菜種油です。

国産なたね油 カホクの菜の花畑

国産、非遺伝子組換えに加え「農薬不使用」と安心要素が揃っている菜種油です。化学薬品も使っておらず、精製は和紙でろ過するだけ…というシンプルなもので体に優しい。その分やはりお値段は高めの設定となっています。

村山製油 純なたね油

「国産原料100%」で遺伝子組換えの心配がいらないプレミアムな菜種油。釜煎り圧搾法で一番搾りだけを集めました。

平出油屋のなたね油

江戸時代から続く歴史ある油メーカーさん。無農薬の国産菜種を、熱を加えない「玉締め圧搾法」でじっくり搾っているから原料の栄養素がたっぷり残っています。脱色をしていないため、独特のコク深い味わいが人気。

創健社 国内産 菜種油

国産(北海道・青森県)菜種100%使用。焙煎をしていないので、素材の風味がそのまま。もちろん圧搾一番搾りです。

エルンテゴールド 生なたね油 番外!

すみません、国産品を紹介していたのですが、調べているときに見つけたこちらの菜種油が人気だったので急遽ご紹介(笑)

ドイツ産の遺伝子組換えじゃない菜種を100%使用しています。もちろん溶剤抽出ではなく安全性の高い圧搾製法。

さらに、注目すべきは「40℃以下で超低温圧搾」の文字!

「一番搾り」と書かれていても、高温で加熱しているケースも多い中、40℃以下というのはほかに無かったので、これはすごいな、と。

コールドプレスの菜種油を探しているあなたにおすすめです。

菜種油よりもおすすめしたい油

こだわっているものならそれほど体に悪くなさそう…と思える菜種油ですが、それでもやっぱり気になることがあります。

まずはリノール酸。菜種油には20%以上含まれているのですが、このリノール酸は、今の人たちは摂りすぎ傾向にあるので、ぶっちゃけ油から摂る量はゼロでもいいくらいなのです。

リノール酸を摂りすぎると、後に大きな病気を招く「炎症」が体のいたるところに起きます。また加熱をすると脳の神経細胞を壊す毒素が発生することも分かっています。

それからサラダ油には珍しく、菜種油にはαリノレン酸が10%程度含まれます。

αリノレン酸はリノール酸と正反対に、不足傾向にあるので、含まれていることは本来喜ばしいことではあるのですが…

でも加熱するなら話は別。αリノレン酸(オメガ3)は加熱に弱いことで有名なのです。

(でも菜種油を買うほとんどの人が加熱調理に使っていますよね…?)

ですので、個人的に菜種油はあまりおすすめしない油です(-_-;)

そこで、代わりの加熱用のおすすめの油をあげるとしたら…「こめ油」と「ごま油」になります。

じつはどちらもリノール酸が菜種油よりも多いです(汗)でもその分、酸化を抑えてくれる成分が豊富なので加熱に良しとされているんですね。

そしてαリノレン酸は、もっとたっぷり詰まっている油から摂るのが効率的です↓
αリノレン酸が豊富な亜麻仁油の体験レビュー

「いつも愛用していたけど、う~ん、菜種油とどっちがいいのかな…?」と、ぜひ一度じっくり考えていただければ幸いです。

まとめ

私にとってもあなたにとっても最も身近な食用油、「菜種油」についてまとめてみました。

特にこだわりがなければ、スーパーの棚に1番多い割合で並んでいる菜種油をつい買っている、使っている人も多いかもしれませんね。

でも見た目はどれも同じに見えてもじつは違います。全然違います!

そのことが分かったあなたなら、きっと最適な油選びができるはず。体にいい油を選んで、今よりもっと健康な体を目指していきましょう。

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