その油は安全なの?

びっくりの連続な「シーバックソーンオイル」の効果とか結論とか。

今回も未知なる油の秘密に迫ってみたいと思います。

気になるその油は…ずばり「シーバックソーンオイル」

あなたは聞いたことがありますか?おそらく90%くらいの人が「知らない」と思います。

なんだか何かの動物の名前みたいだなぁ…なんて思った私ももちろんその内の1人(笑)

さて、シーバックソーンオイルとはどんな油なのでしょうか?

シーバックソーンオイルの知ってびっくりな点

シーバックソーン…まるで聞き慣れない名前だったので原材料はどんなものかと思ったのですが、調べてびっくり。

こちらのオイル、じつに色々な呼ばれ方をしているではありませんか。

日本人に馴染み深いものでは、中国名の「サジー(オイル)」。ジュースやドリンクなど、一時期ブームになりましたよね!美容に良い栄養素が多くて特に女性に人気です。

ほかにも、ヨーロッパでは「シーベリー」、モンゴルでは「チャチャルガン」、ドイツでは「サンドーン」(ほか多数)。そしてシーバックソーンは英語圏での呼ばれ方です。

…面白いですよね?日本と外国で違うのは当たり前として、こんなに名称が多岐にわたるオイルは初めてです。

どうしてこのようにさまざまな呼ばれ方をしているかというと、原材料のシーバックソーンは中国、モンゴルをはじめ、世界中で昔から愛用されきた植物だからです。

日本でも、自生はしていませんが、北海道では栽培されているそうですよ。

さて、↑のことから何が分かるかというと、それはシーバックソーンは“栽培しやすい”植物だということ。

寒さに強くて、かつ水のないところでも育つ生命力を秘めています。それでいてたわわに実るオレンジ色の果実は、栄養価が高くて「生命の果実」と言われるほど。

果実からも種子からも油がとれる

シーバックソーンオイルの面白くて、でもちょっとだけ困ってしまう?ポイントをご紹介します。

それは「果実」からも「種子」からも油がとれること。

世の中にはたくさんの植物油がありますが、そのほとんどが種子から油を抽出しています。

中には果肉から搾るオリーブオイルココナッツオイルパーム油などもありますが、「植物油」の括りから見ればこれらはごく少数派。

さらにそのどっちも…となると、かなり珍しい部類に入るでしょう。

そんな、オイル市場にもの凄く貢献してくれるシーバックソーンですが、じつはこのことが原因で、個人的にちょっと困ってしまったことがあります。。それは…

果実と種子では成分が異なる、ということ。

まぁ野菜だって皮に栄養が多いと言いますし、葉の部分と実の部分では含まれる栄養素がちがうので、考えてみればこれは当然ですよね。

でも、認知度が低くてあまり情報が見つからなかったということもあって、果実と種子ではどう脂肪酸の構成がちがうのか…ということがよく分からなかったんです(-_-;)

今後人気になってくればその違いも明らかになるかな?それまでは大まかな情報ですが↓を参考にしていただければ^^;

シーバックソーンオイルの栄養

シーバックソーン(サジー)は栄養価の高さがピカイチのスーパーフードです。

14種類のビタミン類、カルシウム、鉄分、セレンなど12種類のミネラル(必須ミネラルをほぼ含有)、フラボノイド群、ポリフェノールなどのファイトケミカルが190種類以上含まれると言われています。

当然そこから搾られるオイルにも、その栄養素がたっぷり溶け込んでいると思われます。

こちらは後にご紹介するチャチャルガンオイルの商品説明からですが…

  • 70%以上が不飽和脂肪酸
  • パルミトレイン酸が14%(マカダミアナッツと同じくらい)
  • ビタミンAが豚レバーと同じくらい
  • ビタミンEがアーモンドの3倍

とのこと。

ビタミンAもビタミンEも、それが豊富だと言われている食品と同等か、それより多いということですね。いかに栄養価が高いかが分かります。

シーバックソーンオイルの脂肪酸組成

先にも書いたように、シーバックソーンオイルの脂肪酸組成については詳しいことは分かりませんでした(-_-;)

↑のチャチャルガンオイルでは、パルミトレイン酸が14%とありますが、ほかの情報では30~40%と書かれているものも多いです。

産地によっての違いか?それとも果実か種子かの違いか?

情報が不足しているので不明のまま…。ただ大まかに分かっていることもあります。

オメガ3、オメガ6、オメガ7、オメガ9を含む

シーバックソーンオイルには、オメガ3のαリノレン酸、オメガ6のリノール酸、オメガ7のパルミトレイン酸、オメガ9のオレイン酸が含まれているようです。

これら4種類の脂肪酸を含むのはシーバックソーンオイルだけとか。

また、正確かは分かりませんが、ある情報では大体↓のような脂肪酸組成となっていました。

  • オレイン酸:30%
  • パルミトレイン酸:30%
  • リノール酸:2~7%
  • αーリノレン酸:1~2%
  • その他(飽和脂肪酸)

たしかに極微量含まれているようですが、しかしこれだとαリノレン酸は「ほぼ無し」と言ってもいいような…?

そのほとんどは一価不飽和脂肪酸(オレイン酸、パルミトレイン酸)だというのはたしかなようです。

希少なパルミトレイン酸を含む

シーバックソーンオイルで注目されていることの1つが、この「パルミトレイン酸」。中には30~40%とかなりの割合で含まれているものもあるようです。

パルミトレイン酸を含む油はかなり希少。

有名なのはマカダミアナッツオイル(約20%含有)。ほかにはヘーゼルナッツオイル(チリ産のみ)、アプリコットカーネルオイルくらいしかありません。

希少なうえ、種類によっては“1番の含有量”を誇るシーバックソーンオイル。

パルミトレイン酸は健康にも美容にもいい効果が期待できるので、その点ではもっと注目度がアップしてもよさそうなのに…と思うところです。

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シーバックソーンオイルの効果効能

栄養たっぷりのスーパーフルーツからできるシーバックソーンオイルです。期待できる効果効能も驚くほどいっぱいありました。

とにかく抗酸化成分が豊富

調べてて思ったのが「とにかく抗酸化成分が豊富だな」ということ。

まずビタミンで言ったら、抗酸化作用を持つ「ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE」が全て、しかも豊富に含まれています。

これら3つのビタミンは「ビタミンACE(エース)」と呼ばれていて、相乗効果でさらに抗酸化パワーがアップする最強の組み合わせです。

さらにポリフェノールも含んでいるので凄いですよね。細胞を攻撃する活性酸素をやっつける力がもの凄いということ。

細胞の酸化を食い止めるということは、がんや心臓病の予防、免疫力も高まるので細菌やウィルス感染症の予防にも。

糖尿病や認知症の予防にも効果が期待できます。

美容効果大!お肌に優しい脂肪酸

じつはシーバックソーンオイルは「美容」にも嬉しいオイルなんです。

そのほとんどを占めるオレイン酸とパルミトレイン酸は、肌なじみがよく保湿効果も抜群。

含まれる栄養素がコラーゲンの生成を助けて、ビタミンEとビタミンAは皮膚をやわらかくする作用も期待できます。

また4種類の脂肪酸が「美髪」に良かったり、オメガ7(パルミトレイン酸)は脂肪を溜めないように脳に司令を出すそうで「ダイエット効果」も期待できるのだとか。

中から外から…色んなアプローチで美をサポートしてくれそう。

食用はこれだけ?ただ1つ見つけた商品

シーバックソーンオイルでまず驚いたのが、冒頭でも書いたように「呼び方が色々ある」ということだったのですが、通販サイトで調べてまた驚いたことが。

商品がない…(´・ω・`)

ということです(笑)

色んな呼び方がある…ということで、それぞれの名称で検索してみましたが無い。ヒットしなーい!

でも…たしかになぁと。だって「シーバックソーンオイル」なんて聞いたことが無かったし、まだ馴染みのある「サジー」も、ジュースとかは有名だけどオイル??という感じでしたし。

配合されているスキンケア商品やサプリメントはあったんですよ。

でも「食用オイルは無いのかな…」と、正直諦めかけていたそのとき。楽天に1つだけ発見!(*゚∀゚)

唯一見つけた食用のオイル。シーバックソーンの種から搾った100%ピュアオイルです。こちらは原産国がモンゴルなので正式名称は「チャチャルオイル」ですが。

(一瞬「リキッド」と書いてあるので美容系のオイルかと思ったらちゃんとに食用でしたw)

しかしですね…価格を見たら目が点になりました。だって50mlで6,000円しています(汗)

高すぎ!!(;´Д`)

あれですね、こちらはその他の植物油とは“別物”と考えたほうがよさそうです。

加熱がOKかどうか…ということも分からないのですが、そもそも加熱調理に使うような油ではない、ということでしょうね^^;

因みに、飲み方として「1日にスプーン1杯程度を摂る」とのことですが、1スプーン5mlだとしたら10日で無くなる計算に。10日で6,000円、1ヶ月で18,000円か…おおぉ。

結論:現実的な油ではなかった

原料がとても栄養価が高く素晴らしいものなので、シーバックソーンオイルにもきっと「良い効果」が期待できるのだと思います。

でも、ここまでご覧いただけたらお分かりのように…

現実的な油ではなかった

とひとこと言えるのではないかと(汗)

詳しいことが分からなかった…というのもありますが(脂肪酸組成、加熱に使えるのか?生のまま摂るのか?など)、何と言ってもその値段。

日常で使えるようなシロモノではありませんでしたね。。

もちろんほんの少量を毎日摂ることで期待できる効果もあるのかもしれませんが、オイル(脂肪酸)として見たら、どうしても「ほかに代用できる油があるよなぁ…」と思ってしまいます。

(パルミトレイン酸を含むことは魅力ですが、ほかのメリットと言えばリノール酸が少ないことくらい?αリノレン酸も少ないですし^^;)

本当に現実的なのは、配合されているスキンケア商品を使うことくらいかな?

お財布に余裕があれば、食用のシーバックソーンオイル…よければ試してみてください(;´∀`)

まとめ

未知なる油「シーバックソーンオイル」についてまとめてみました。

結局未知なるままで終わってしまった感がありますが(笑)それでもその秘密にググっと迫れたのではないかと思います。

何と言っても世界的に有名な「生命の果実」からとれる油ですから、私たちの体にも有効に働いてくれそうな気がします。

ただ「現実的ではなかった」というだけで…(笑)いつかもう少し身近な存在になったらぜひ試してみたいですね。