今明かされるオリーブオイルの真実…それでもあなたは使いますか?

日本のオリーブオイル人気は未だに衰えませんね!

一大ブーム時に比べて、テレビで紹介される頻度こそ減ったものの、多くの愛用者がいる人気の油がオリーブオイルです。

でも、その中の一体何割の人が“本当のオリーブオイル”について知っているでしょうか?

「え?本当のオリーブオイルってどういうこと?」と疑問に思われたあなたへ。

このページではいいことも悪いことも含めて「オリーブオイル」についてまとめてみました。その知識を深めたい!とお考えなら是非ご覧になっていってください。

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オリーブオイルはシンプルに搾られてる

olive

オリーブオイルは、オリーブの果肉から搾られる油です。

この「果肉」という点が重要でして、ほとんどの植物油が種子から搾られるのに対し、果肉から搾られる油は本当に少なくて珍しいんです。

これはオリーブオイルだけの大きなメリットとも言えます。

種子から搾られる油の多くが、「溶剤抽出」「加熱処理」をされて作られますが、オリーブオイルの場合はこの工程を経ていなくても作ることができます。

ただ単に圧力をかける圧搾法で、まずはオリーブの実からオリーブジュース(果汁)を作り、そこに自然と油分が浮いてくるのでそれを分離して取り出せば「オリーブオイル」の完成!

なんてシンプルな工程なんでしょう(^ν^)

(同じようにココナッツオイルパーム油も果肉から搾る油ですが、こちらは常温では固体という違いが。なので精製方法もこちらのほうが複雑なのかな~と推測。)

まぁ商品によってはほかの工程が入る場合もあるでしょうし、ほかの油と同じく「溶剤」「加熱」がされているものもありますが(これは「オリーブポマースオイル」と言うらしい。)、本来のオリーブオイルはこのシンプルさが魅力の1つとなります。

最も馴染みのある国はどこ?

「イメージ通り!」かもしれませんが、オリーブオイルを日常的に使っている国はイタリア、スペイン、そしてギリシャなどです。

スペインでの生産量は…すごい!約40%と半分近くを占めています。でも消費量はというと…ギリシャが1番らしいです。そうなんだ(笑)

因みに日本は香川県の小豆島や熊本県でオリーブの栽培がされており、国産のオリーブオイルが作られているそうですよ(・∀・)

本場の国のものもいいけど、やっぱり日本人。自国で作っているものも試してみたいって思っちゃいますね。

小豆島オリーブ園の公式サイトはこちら

オリーブオイルの栄養や効果について

オリーブオイルで調べると、よく話題にのぼっている栄養成分は主に3つ!1つずつご紹介しますね。

ビタミンE

オリーブオイルにはビタミンEが含まれています。若返りのビタミンとも言われているように、高い抗酸化作用を持ち、体が錆びるのを防ぐ働きがあるのがビタミンE。

とはいえほとんどの植物油に含まれていますし、さらに“ほかの油と比べて特別に多いわけではない”ので、その点は誤解なきよう^^;

(少し前までは特に多いと思っていたから軽くショックでした…)

でも入っていて嬉しい成分であることに変わり無しです!

オレイン酸

オリーブオイルと言ったらこれ。オメガ9系の不飽和脂肪酸「オレイン酸」の含有量です。

なんと70~80%という驚異の含有率を誇ります。

一般的には「オレイン酸には高い健康効果がある」とされていて、そのことでオリーブオイルが注目されていると言っても過言ではありません。

オレイン酸には、悪玉コレステロールを減らす作用があるとされ、血管の環境をよくして、動脈硬化など生活習慣病の予防に効果的と言われています。

またオレイン酸は「便秘に良い」ということも有名です。

ほかの脂肪酸のように小腸で消化吸収されにくく、腸を刺激すること。油分の特性から便の滑りをよくすることで「出ない…」悩みをサポートしてくれます。

オレオカンタール

オレイン酸ももちろんですが、この「オレオカンタール」という健康成分こそオリーブオイルの肝と言ってもいいでしょう。

なぜならオレオカンタールはオリーブオイルにしか含まれない成分だから。

※正確には「エクストラヴァージンオリーブオイル」になります。(後述)

オレオカンタールは、エクストラヴァージンオリーブオイルの独自のピリッとした辛味の元で、「抗酸化作用、抗炎症作用、神経細胞の伝達を助ける」…などの嬉しい効果が期待できます。

心臓病の予防にいいというのが噂されていますね。

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グレードの多さに少しビビる

先に書いた特徴や効果を見ると、世間で言われているように「オリーブオイルって体にいいんだ!(・∀・)」と盲目的に思ってしまいがち。

でも、ちょっと待ってください。

じつはオリーブオイルほど種類やグレードが細かく分かれている油もないんです。それは「本物」「偽物」と大胆に区別されることも…

つまり、先に書いた栄養や効果は、すべて「上質な本物のオリーブオイルだけ」に当てはまることで、グレードの低いものは逆に体に悪いことも考えられるのです(;´Д`)

(※分かりやすいように、この記事では単に「オリーブオイル」と書いています。)

オリーブオイルの種類~グレードランキング!

icon-ranking1-1 エクストラヴァージンオリーブオイル

化学的な処理を行わず、ろ過しただけの酸化の度合いが0.8%以下のもの。なおかつ風味がよい高品質なもの。オリーブオイルの最高峰。

icon-ranking1-2 ピュアオリーブオイル

精製オリーブオイルに、風味付けの為エクストラヴァージンオリーブオイルを少しだけ加えた(ブレンドした)もの。普通にオリーブオイルとも言う。ピュアでも何でもない。

icon-ranking1-3 精製オリーブオイル

搾りかすや、本来食用にならないような傷んだ原料の臭いや味をごまかすため、化学的な処理(加熱、脱臭など)を行い精製されたもの。健康成分はほぼ残っていない。

Wikipediaのページを見るとよく分かりますが、オリーブオイルに関してはじつに「8種類」ものグレードが存在します。(ヴァージンオイルと名の付くものだけで4種類も!)

とはいえ、大まかには↑に書いた3つを覚えておけばいいかと。

(※一応順位は付けていますが、ご覧いただくと分かるように、ピュアオリーブオイルも精製オリーブオイルもどっちも似たようなものです。同率でもいいくらい。)

つまり、「エクストラヴァージンオリーブオイル」しか、基本的には安心して口にはできないということになります(-_-;)

でも、ここでも1つ注意点が。じつは「エクストラヴァージン」であっても100%安心はできません。なぜなら…

それが本物とは限らないから。

エクストラヴァージンオリーブオイルの3割が偽物という現実

パッケージに堂々と「エクストラヴァージン」の記載があっても100%信じてはいけません。それが3割の中にあたる偽物かもしれないからです。

偽物はどういうものかというと、「ピュアオリーブオイルに、風味を足すために少しだけエクストラヴァージンオリーブオイルを混ぜたもの」…これが多いです。

えっと、ピュアオリーブオイル自体がほとんど精製オリーブオイルなわけだから…結局ほとんどが精製オリーブオイルということに!?

どうしてそのような“偽物”が平然と市場に出回っているのでしょうか?

それは主要なオリーブ生産国が加盟している「国際オリーブ協会」に日本が加盟していないということが、理由の1つにあげられます。

 国際オリーブ協会(エクストラヴァージン)の基準

  • オリーブの実のみ使用
  • 加熱、化学処理を行わず、粉砕や圧搾など物理的な方法で絞られている
  • 酸度が0.8%以下で風味が損なわれていないこと

個人的に、加盟していないからって…それって詐欺じゃん!と思ってしまうのですが。。(じつはこの問題、日本だけじゃなくヨーロッパやアメリカでも起きてるらしいです・汗)

でも、そうして日本ではオリーブオイルに対する表示の規制がないので、いわゆる無法地帯な状態。

なのでもしかすると、あなたがこれまでに買った「エクストラヴァージンオリーブオイル」も、精製に精製を重ねたピュアオリーブオイルだったかもしれないのです。

何というか…「騙された―!」って悔しくなりますよね(`;ω;´)

悲しきかな、パッと見では私たち消費者にはそれが「本物」かどうかなんて分かりません。。

でも、「本物のオリーブオイルの選び方」を知っていれば、偽物を掴まされる可能性はグッと低くなります。

次にその選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本物のエクストラヴァージンオリーブオイルの選び方

本物のエクストラヴァージンオリーブオイルをお求めなら、以下のポイントに当てはまるものを選ぶようにしてください。

  • 光&酸素対策でプラスチックじゃなく濃い色のガラス瓶か缶のもの
  • 産地で瓶詰めされていて、日付が明記+なるべく新しいもの
  • とろみがあって、ピリッとした辛味と苦味があるもの
  • 価格が「1cc10円以上」のもの

100%と言い切ることはできませんが、上記のポイントに当てはまるものは高品質の“本物のエクストラヴァージンオリーブオイル”の可能性が高いです。

上質のものだと収穫、製造、瓶詰めした時期などがラベルにしっかりと載ってることが多いので、よく確認するようにしましょう。

また選び方の補足として、「1~2ヶ月で使い切れるサイズのもの」がおすすめです。どんなにいい状態のものでも酸化が進んでしまっては台無しですからね。

オイルの色と風味から選ぶ

オリーブオイルの選び方の1つとして「色」と「風味」を参考にすることもできます。

オリーブオイルには、オリーブの実の収穫時期によって、オイルの色が緑色のものと黄色いものがあります。

  • 緑色…若いオリーブの実から搾ったもの。フルーティーで苦味がある。
  • 黄色…完熟したオリーブの実から搾ったもの。緑のものより甘味がある。

若い実から搾った緑色のオリーブオイルのほうが、ポリフェノールなどの抗酸化成分が多いそうです。見た目のフレッシュさからしても、どちらかというと緑色のほうが好まれる傾向にあるのかな?という感じ。

風味については、青々としたフレッシュな香りが良いとされていて、トマト、トマトのヘタ、バナナ、青リンゴ、ハーブの香り、草の香り、アーモンドなどが風味の例として書かれています。

まぁ人の嗅覚によっても感じ方はちがいますが(笑)そういうのを参考にして選んでもいいかもしれませんね。

オリーブオイルの使い方

olive2

オリーブオイルは、加熱調理に安心して使える油として人気が高いです。

その秘密は、酸化しにくいオレイン酸が主成分であることと、もう1つは「発煙点の高さ」。

210度と食用油の中でも群を抜いて高いので、高温となる「揚げ物」にも使うことができます。

(ただ、どんな油でも繰り返し使うのはやめたほうがいいです。参考 ⇒ 「もったいない」を捨てよう!どんな油も繰り返し使うのはNG

もちろん生のままサラダのドレッシングなどに使ってもOK。魚系の料理のほか、シンプルにパンにつけても美味しいそう。

また、オリーブオイルの持つ「抗炎症作用」を期待して

  • 風邪などでのどが痛いときに飲む
  • 肌荒れしている部分にすり込む

のような使われ方もしています。

美容にもよく、スキンケアや髪の保湿に使っている人も多いそうな。(食用を使っても大丈夫だとは思いますが、別に化粧用も売っているので美容メインならそっちのほうがいいかも?)

おすすめのオリーブオイルはこれ!

どのくらいの種類があるんだろうか?と、気軽な気持ちでamazonで「オリーブオイル」を検索してみました。

すると…想像をはるかに超える多種多様なオリーブオイルが!

(貴重な国産のオリーブオイルも↓)

いつの間にやらこんなに色んなメーカーから出ていたんですね~。それにやはりパッと見では、どれも“良いオリーブオイル”に見えてきます^^;

でも、オーガニック、エキストラヴァージン、コールドプレス(低温圧搾)…良い条件は満たしているのに、なぜか価格が安いものもたくさん。(偽物か!?汗)

まぁ~とにかく、「どれを選んだらいいのか分からない!」って、大抵の人はなっちゃうのではないでしょうか、この場合…。

そこで私のおすすめの…というか、油関連の書籍で紹介されていた(笑)オリーブオイルをご紹介したいと思います。

オリーブジュース100%オイル〈キヨエ〉

(amazonにはなく、楽天で見つけました。しかしこちらは“お花と同梱”限定だそう^^;因みにキヨエは公式サイトもあります。)

最近は見ないのですが、一時期CMでも流れていたので(キヨエ~キヨエ~♪あのゆったりした歌がクセになる)結構有名な商品かと。

キヨエの魅力は、「本物のオリーブオイル選び」で大事な「シンプル製法」にとことんこだわっているところ。

摘んで → 搾って → 寝かせて → 出来上がり!

余計な工程や添加物は無し。さらに独自のノンフィルター製法を採用しているので、オリーブそのままの風味や栄養素がたっぷり残っています。

ただ遮光瓶では無かったりと、↑で書いた「本物~の選び方」の基準からは外れてしまうのですが、それでも説明を読めば分かる!たしかな高品質さが伺える商品です。

お値段がお値段なので手を出せていませんが(;・∀・)いつか試してみたいと切に思っているオイルの1つです。

オリーブオイルの裏の顔!?本当は危険?

ここまでオリーブオイルについて色々とまとめてきましたが、いかがでしたか?

おそらく

「オリーブオイルにも色々あるのね~。でも“本物”のエキストラヴァージンオリーブオイルなら安心で体にいいのよね?分かったわ(・∀・)」

と理解していただいたかと思います。

でも、じつはそれも100%本当かどうかは分からないようで。

…というのも、オリーブオイルに対して、なかには目を疑うような“否定的な意見”があるのも事実なのです。

その衝撃的なタイトルが話題を呼んでいる、長年油脂研究をしてこられた奥山治美先生の著書「オリーブオイル・サラダ油は今すぐやめなさい!」では、そのタイトルが示す通り、オリーブオイルの危険性について触れられています。

 著書内のオリーブオイルに関する記述

  • 動物脂肪に多い飽和脂肪酸も多く含まれる
  • オレイン酸は別の脂肪酸に変わらずそのまま小腸から吸収される
  • オレイン酸には特に目を見張る健康効果はない
  • コレステロール値を下げない、動脈硬化の予防効果には疑問
  • ポリフェノールの抗酸化力が確かめられたのは空気中の実験でだけ
  • 他の油と比べて特にビタミンが多いわけではない
  • ラットの実験で発がん促進作用を確認
  • 脳出血を起こさせる作用を確認

オリーブオイルやオレイン酸に対する見識が一変するような内容で、私も初めて見たときにはびっくりしました。

特に最後の2つ。健康効果が期待できない…だけならまだしも、重篤な病気を引き起こす危険性があるなんて(゜o゜;

ただ、こちらの本のレビューを見たところ、オリーブオイルの内容に対して疑問を感じている方もいらっしゃるようでした。

検証不足、ラットの実験なので人間にはどうなのか…?などなど。

レビューである方も書かれていましたが、本物のエクストラヴァージンオリーブオイルと偽物のオリーブオイルではその成分内容もまるっきり変わりますし、それぞれの個別データが知りたいところではありますよね。

オリーブオイルは体にいいのか、悪いのか…現状では、まだ断定することは難しいようです。

ただ、オリーブオイルの脂肪酸組成は…

  • オレイン酸:70~80%
  • リノール酸:10%
  • 飽和脂肪酸:13%

となっており、現代人が控えたいリノール酸が少ないのは間違いなく評価できるポイントです。

いくつものメリット、デメリットを照らし合わせて、使う、使わないはよく吟味して決める必要がありそうです。

まとめ

オリーブオイルについてのまとめでした。「真実」…と銘打っていますが、じつはまだまだ隠された真実があるかもしれません。

健康を左右する油については、日々情報をチェックして、その安全性をたしかめる癖を付けることが大事かと思います。

知って使うのと、知らないままで使っているのでは雲泥の差ですから、まずは知って、そのうえで後悔の無い油選びをしていきましょう!

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