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その油は安全なの?

ピリ辛スパイシー!マスタードオイルはどんな油なのかのまとめ

世の中には本当に色々な油があるな~と先日、「マスタードオイル」という油があることを知って改めて思いました。

あなたはこの油、知っていましたか?また使ったことがありますか?

今回は一から調べてみた未知なる油「マスタードオイル」についてまとめてみました。

インドのほうではメジャーなマスタードオイル

マスタードオイルは、その名前が示す通りマスタード(からし)の種子から搾れる油です。粒マスタードのあのつぶつぶがマスタードの種子です。

こちらのオイル、私もそうだったように、日本ではあまり知られていませんが、ネパールやインドのほうではかなりメジャーな油のようですよ。

「家に必ずある」というくらい馴染み深いもののようで、まさに「日本のサラダ油」みたいな感じ?(…と言うとイメージしやすいでしょうか?)

気になるそのお味ですが、

マスタードというくらいだから物凄く辛いのでは?((((;゚Д゚))))

と思いきや…じつはそうでもないらしいです(笑)風味はピリッとするみたいですけどね。

料理には、その風味を生かして魚介類やスパイシーに仕上げたいときに使うのが鉄板なのだとか。

その際の使い方ですが、なんでも煙が出るくらいの高温で調理したほうがその独特の風味が立っておすすめらしいですよ。…ビビリな自分には難易度が高くて無理そうだ(;´Д`)

マスタードオイルの栄養は?

マスタードから作られるオイル…その栄養を聞かれてもいまいちピンときませんよね?

(心の中で「ただ辛いだけでは?」なんて思ってしまった人!←私です)

しかし、調べてみたところ、これはマスタードの種子になのか、オイルにも含まれるのか分からなかったのですが…

  • 必須アミノ酸のリジン
  • リンやカリウムなどのミネラル
  • トコフェロール
  • ポリフェノール

などの栄養素が含まれているとのこと。

特にトコフェロールやポリフェノールは高い抗酸化作用のある栄養素。この話題で必ず出てくる「ごま油」と同じくらいの抗酸化力が期待できるそうですよ。

あとはオイルなので当然「脂肪酸」が含まれています。

マスタードオイルの脂肪酸組成は

マスタードオイルの脂肪酸組成
  • オメガ9…エルカ酸47%、オレイン酸12%
  • オメガ6…リノール酸11~13%
  • オメガ3…αリノレン酸11~13%
  • その他(飽和脂肪酸)

のようになっていて、半分近くを占めるのはエルカ酸です。

アーユルヴェーダで人気?驚きの効能

お次はマスタードオイルの効能について見てみましょう。

こちらも栄養と同じく「何かあるの?」と、若干不躾な態度でいた自分ですが(笑)

…調べてみてびっくり!

何でそうなるのか?という詳しいことはよく分からなかったのですが(そこ重要だけど)

  • 心疾患のリスクを減らす
  • 消化を促す
  • 抗菌作用
  • 血液サラサラ効果
  • がん予防
  • 老廃物の排出をサポート
  • 免疫力アップ
  • 肌の乾燥予防
  • 皮膚のかゆみや発疹に良い
  • 消毒、止血作用
  • 歯肉炎、歯周病予防
  • 育毛効果(抜け毛、白髪予防)
  • 鼻炎の改善

などなど、これ以外にも書ききれないほど、たくさんの効能が期待できるとありました。

中でも驚いたのは「鼻炎に良い」というもの。

これは東洋医学のアーユルヴェーダからきているもので、マスタードオイルを鼻に点鼻すると鼻炎の改善に良いのだとか。

「そんなバカな(゚Д゚)!」という感じですが、実際調べてみると、毎朝の点鼻で生まれつきだったりの長年の悩みである症状が改善された、という方が多かったのです。

マスタードオイルは刺激のある油ですが、それが鼻をスーッと通すのにいいのかな。もちろんはじめはツンとする感覚が気になるそうですが、だんだん慣れていくそうです。

アレルギー性鼻炎のほか、花粉症が改善された人も。…ただ、合わない人もいるので、実践される際は自己責任でお願いします(;^ω^)

また、マスタードオイルは、同じくアーユルヴェーダでオイルマッサージにも使われる油だそうで、美容に使っている人も多い印象。

皮膚に刺激のある油はどうなの?という感じもしますが、乾燥予防やヘアケアにも人気のオイルです。

一味違うマスタードオイルの使い方

すでに書いていますが、マスタードオイルの使い方をおさらいしてみましょう。

まずは食用として使う場合。

これは何度も言うように、風味がピリッとしているので、それを活かした使い方が良いです。特に魚介類との相性が◎

そのまま生でもいいですし、もちろん炒めてもOK。加熱するなら、煙が出るほど高い温度で熱すると、マスタードの風味が立つそうです。

普通の油ならちょっと怖い使い方ですが…そこがマスタードオイルのひと味ちがったポイントかなと。

食用以外、美容の目的では、肌のスキンケア、髪や体のマッサージオイルとしても使えます。

マスタードオイルが買えるところや値段は?

マスタードオイルはまだ日本での認知度が低いため、一般的なスーパー等では取り扱っているところが少ないのが現状です。

なので、欲しい場合は通販を利用するのが確実ですかね。

調べたところ、大手通販サイトの楽天やamazonで複数のメーカーから販売されていることを確認しました。

こちらが1番有名かな?↓

お値段は大体、500mlで600円~800円ほど。入手しやすい価格帯です。

また「オーガニックのものは無いの?」と気になる方もいるでしょうが、私が調べた限りでは見つからなかったです…^^;

マスタードオイルは体にいいの?

ほかには無い風味で、特定の料理との相性が抜群のマスタードオイル。隠れファンの方も多いようで、日本でもっと知られるようになったら人気も出そうな油の1つです。

とはいえ気になる点が多いのも事実。

1番は、およそ50%を占め主成分となっている「エルカ酸」の存在です。

エルカ酸と言えば…「菜種油」にも含まれ、その有害物質が問題になっている脂肪酸。脂質代謝異常や心筋線維症のリスクを高め、心臓に悪影響を及ぼすと言われています。

《参考》私がキャノーラ(菜種)油を買わなくなった4つの理由

とはいえマスタードオイルをラットに4週間与えた実験では、特に気になる大きな異常は見られなかったよう。…でもやはり心配なことには変わりありません。

また繰り返しますが、まだ日本ではあまり知られていないこちらの油。販売されているもので日本語表記のものは見当たりませんでした。

国産しか信じない( ゚д゚ )クワッ!

というわけではありませんが、外国語のパッケージだと少し警戒してしまう自分がいます。。品質管理とか保管状態は大丈夫なのか?とか。油はデリケートな商品なので…

油の色も濃い茶色なのが特徴。原料から搾ったそのものの色なのか、焙煎されているのか、はたまた精製過程で変化したのか…。

ごま油でも焙煎されたものは茶色いですが、より安心度の高いほうは未焙煎のほう(太白ごま油)だと言われていますね。個人的にはこの色もちょっと気になってしまいました。

体にいいか悪いかと言ったら「良くはなさそう」というのが正直な感想です(-_-;)

まとめ

「油は嗜好品」という方もいるように、マスタードオイルも少量の摂取ならその独特の風味を生かして楽しむのもいいと思いますが、気になる点も多いのが現状なので、あまり頻繁に大量に使うのは避けたほうがいい気がします。