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その油は安全なの?

食用は無いの?アプリコットカーネルオイル(あんず油)の秘密

世の中には色々な原料のオイルが存在します。その中の1つに、「アプリコット」を使用したオイルがあります。

それが「アプリコットカーネルオイル」。何だか可愛い名前ですよね。どんなオイルなのでしょうか…調べてみました。

アプリコットカーネルオイルの豆知識

アプリコットカーネルオイルは、あんずの種子(の中の仁)から搾れる油です。この油はほかにも色々な名前で呼ばれていて、あんず油、アプリコットシードオイル、杏仁オイルなどと書かれていることもあります。

…そんなわけで、調べる際ちょっとややこしかったです(笑)

因みに杏仁オイルの杏仁は“きょうにん”と読みます。杏仁豆腐のイメージからつい“あんにん”と読んでしまいますよね。

少し賢くなりましたね!それではさらに詳しいアプリコットカーネルオイルについて見ていきましょう。

食用は無いのか調べた結果…

アプリコットカーネルオイルについて調べていて分かったこと、それは「そのほとんどが化粧用」だということ。なんでも美容目的で使うのに優れた作用があるらしく、化粧用としてたくさんの種類が販売されていました。

でもね…

探せばちゃんとにありましたよ。食べられるアプリコットカーネルオイルが!

…でも種類は本当に少ないです。ここで見つけたものをご紹介しますね。

NOW社 アプリコットカーネルオイル

474mlでお値段は1,000円ほど。ほかの商品と比べるとかなりお手頃価格なアプリコットカーネルオイルです。

100%ピュアオイルなのにたっぷり使えると好評。髪の艶出し、年齢肌のサポートに良いと書かれています。

こちらは「食用としても使える」という説明があるので、もちろん口にしてOKですが、あくまでもメインは化粧用としての用途みたいです。

PODOR(ポドル)アプリコットシードオイル

91gで約2,500円ほど…と、群を抜いて高いお値段です^^;しかしこれはアプリコットカーネルオイル(こちらはシードですが、同じものです)に限ったことではなく、ポドル社のオイルはみんなそうです。

その理由はシンプルに…高品質だから。

100%天然原料を低温圧搾で搾っているので、栄養素がたっぷり残っています。手間のかかる伝統製法で、品質管理もばっちり。

信頼のおけるオイルメーカーの商品はやっぱり魅力的です。こちらは未開封で15ヶ月間の保存が可能。開封後は3ヶ月以内に使い切るのが良いとのこと。

TOSUCA(トスカ)アプリコットカーネルオイル

こちらも500mlで2,800円と決して安くはないオイルです。

しかし、100%オーストラリア産の原材料を使い、コールドプレス(低温圧搾法)で丁寧に搾っているのでそのお値段にも納得。

食べてヨシ、塗ってヨシ、頭皮マッサージやイボ対策にも喜ばれています。ただ香りは弱めとの声も。

 

以上、3つの食用のアプリコットカーネルオイルをご紹介しました。

食用と化粧用オイルの価格を比べてみると、どちらも商品によってバラつきがあるので何とも言えませんが、全体的にはやはり化粧用のオイルのほうがお値段が高めな感じでした。

なのでこういう場合、(アプリコットカーネルオイルに限らず)食用を美容のために使う目的で購入される方も多いです。

食用は食べても塗ってもOKですが、化粧用を口にするのは「…」ですからね(^_^;)

とはいえお肌に使う化粧用は、食用のものより刺激が少ないように作られているものも多いので、用途に合ったものを選ぶのが1番ではあります。

アプリコットカーネルオイルは、食べるだけなのか?美容にも使いたいのか?をまず考えてから購入されるのがベストかなと思います。

アプリコットカーネルオイルの栄養

アプリコットカーネルオイルにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?

調べてみたところ、脂肪酸組成は以下のとおり。

アプリコットカーネルオイル

不飽和脂肪酸

  • オメガ9:パルミトレイン酸0.6%、オレイン酸68%
  • オメガ6:リノール酸22%

飽和脂肪酸

  • ステアリン酸1.2%、パルミチン酸4.1%

そのほとんどが「オレイン酸」で占めているオメガ9系の油であることが分かりました。

あとは、ビタミンAやビタミンEなどの高い抗酸化力を発揮するビタミンも豊富なようです。

主に美容面の効果が凄かった!

健康にいいものは美容にもいいし、その逆も然りなのですが、アプリコットカーネルオイルにおいては、先述したように「美容面での効果」がすごく話題になっています。

その秘密は、オレイン酸やパルミトレイン酸、ビタミンAなどの肌や皮膚に良いとされる成分が豊富だから。(これらの成分はもちろん体にもヨシ)

オレイン酸は肌なじみの良い脂肪酸だし、貴重なパルミトレイン酸(ごく少量ですが)は皮膚の新陳代謝を促進して肌のターンオーバーを促してくれます。

ビタミンAやビタミンEは、肌細胞の酸化を食い止めるので老化予防に効果的。

また、このアプリコットカーネルオイルは、アーモンドオイルと同じように「肌をやわらかくする」作用に優れているので、顔、体関係なく使えるスキンケアとして人気みたいです。

《関連》《食用》アーモンドオイルってどんな油なの?特徴・効果のまとめ

髪にもしっとりとした潤いを与えてくれるので、ヘアケアに使っている人も多し。まさに全身に使える美容オイルといったところ。

  • シミ
  • くせ毛
  • ニキビ
  • アトピー
  • イボ

…これらの予防や改善に良いという声が。どれも見た目に現れる、当人だったら気になってしまうものばかりですね。

中でも特に効果を実感している人が多かったのが…

口コミによる「イボ取り」の効果に驚いた

そう、アプリコットカーネルオイルで個人的に1番実感してる人(と言うよりも期待して買っている人)が多いのかな?と感じたのが「イボ取り」の効果です。

イボって…自分だけのケアじゃどうにもならない印象があります。それこそレーザー手術かなにかで大掛かりにやらないとなくならないような。。

だからその効果を知ってもじつは半信半疑でした。でも商品の口コミを見てみたら、実際に「良くなった!」という人が多いこと…!

そのメカニズムは、先に書いたように、アプリコットカーネルオイルは、肌をやわらかくして新陳代謝(肌のターンオーバー)を促すので、肌の老化によってできるイボにいいらしいのです。

この“老化によるイボ”というところがポイントかな?イボにも種類があるので、もちろんあまり効果を感じない人もいます。

しかし、

  • 顔や首周りのぷつぷつとしたイボが無くなった!
  • ある時、ポロッと取れて驚いた!

このような声が多いことも事実なので、気になるなら一度試してみる価値はありそう。

たとえイボに効果が無くても、肌の軟化作用、サラサラとした使用感など、マッサージオイルには最適ですからね^^

(念のため…↑のイボへの効果はマッサージなどで塗って使った場合です。食用として摂った場合も肌への良い効果は期待できると思いますが、イボ取りとなるとやはり直接塗り込むのが効果的と思います。)

食用のアプリコットカーネルオイルの使い方

食用のアプリコットカーネルオイルの使い方についてです。

化粧用(美容オイル)は食べられませんが、食用として売られているものは、食べるのはもちろん、基本的には塗って使ってもOK。

食用として使う場合は、普通の調理油と同じように使うことができます。

酸化に強いオメガ9系の脂肪酸がメインなので、炒めものなどの加熱調理のほか、もちろん生のままサラダなどにも使えます。

アプリコットカーネルオイルはほとんど無味無臭ですが、品質の良い商品であればほのかな甘みが感じられます。クセがなくサラッとした口当たりなので使いやすいオイルかと。

保存は冷暗所で。開封後も、特に「冷蔵庫で~」という記載はありませんが、個人的には冷蔵庫推奨です。

賞味期限は、大体未開封で1年間くらいのようです。

アプリコットカーネルオイルは体にいいオイル?

正直、アプリコットカーネルオイルは、美容に関する情報がほとんどで、健康に対する効果はいまいちよく分かりませんでした…(-_-;)

それでも含まれている脂肪酸、栄養素を見ると「酸化に強い」「抗酸化力が高い」ので体にも良さそう…と思えてきます。

しかし、オレイン酸が多いのはいいとして(実際はその効果に疑問を唱える専門家の方もいますが…)

問題はその次に多い「リノール酸」の存在です。

アプリコットカーネルオイルのリノール酸の含有量は20%以上。これはリノール酸を摂りすぎている現代では、決して少ないとは言えない数値です。

逆に、不足気味のαリノレン酸(オメガ3)も含まれていればまだいいのですが、残念ながらこのオイルにはほとんど含まれていません…。

極端に言うと、あくまでも現代では“バランスの悪いオイル”となってしまいます。

ですので、個人的に思うのは

食用のものを、普段は美容目的で、たまに料理に使う

程度がいいのかな~と。

ネットの口コミを見ていると、美容に対しては「体にいいオイル」と言えそうなので、上手に割り振って活用するのがいいのではないでしょうか。

まとめ

美容効果が絶賛されている「アプリコットカーネルオイル」に食用はあるのか…?その疑問から始まった今回の記事。

いかがでしたでしょうか?

結論としては、毎日口にするオイルとしては不向きですが、美容オイルとしては優秀そうなので検討してみてもいいのかな~というところ。

特に「イボ取り」の効果はすごそうなので、自分も使ってみたくなりました。(ちょっと気になる部分があるので…ボソッ)