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その油は安全なの?

世界三大ナッツの1つ!ヘーゼルナッツオイル(はしばみ油)の特徴は ?

ヘーゼルナッツはアーモンド、カシューナッツと共に「世界三大ナッツ」の1つに数えられる人気のナッツです。

アーモンドのように広く知られていないかもしれませんが、驚くほど栄養豊富で、そこから搾られるヘーゼルナッツオイルにも注目が集まっています。

このページでは、知られざるヘーゼルナッツオイルの秘密に迫ってみたいと思います!

ヘーゼルナッツオイルの誤解?ちょっとややこしい点

ヘーゼルナッツオイルは、カバノキ科ハシバミ属の実(ヘーゼルナッツ)から搾れる油で、日本では「ハシバミ油」とも呼ばれています。

ヘーゼルナッツオイルについて調べていると、まず目に入るのが「パルミトレイン酸が含まれていることによる効果」です。

このパルミトレイン酸は健康はもちろんですが、特に美容面で嬉しい効果が期待できる脂肪酸。

でも…じつは知ってびっくり。日本に輸入されるほとんどのヘーゼルナッツオイルに「パルミトレイン酸」って含まれないそうなんです…!

油って産地によって含まれる栄養素や脂肪酸がまるでちがうことがありますが、ヘーゼルナッツオイルがまさにソレ。

脂肪酸組成が大きくちがうため注意

パルミトレイン酸を含まない一般的なヘーゼルナッツオイル(日本に輸入される95%がトルコ産らしい)の脂肪酸組成は以下のとおり。

  • オレイン酸:70~80%
  • リノール酸:10%
  • 飽和脂肪酸:10%

変わってパルミトレイン酸を多く含む南米産(主にチリ産)のヘーゼルナッツオイルの脂肪酸組成は以下のとおり。

  • オレイン酸:43%
  • パルミトレイン酸:25%
  • リノール酸:10%

両者を比較すると、トルコ産のオレイン酸が減って、チリ産はその分がパルミトレイン酸に変わったような構成ですね。リノール酸はほとんど変わらず。

(因みにここで目安を書いていますが、商品によっても脂肪酸組成は大きく変わるのでご注意を。)

オレイン酸もパルミトレイン酸も体に良いと言われている脂肪酸ですが、どちらかというとヘーゼルナッツオイルを購入される方は「パルミトレイン酸目当て」の方が多いのではないでしょうか?

しかし、商品ページを見ても脂肪酸の内容などは書いてないものが大半のため、詳しいことはメーカーや販売元に問い合わせないと分からないケースが多そうです。

ちょっと面倒ですが…↑のような事情になっているので、そのあたり注意するようにしてください。

ヘーゼルナッツオイルの効果効能

冒頭でも書いたように「世界三大ナッツ」の1つであるヘーゼルナッツ。

ナッツって次から次に新しいものが出てきて一体いくつ種類があるか分からないのですが(笑)でも、そんな中でのトップ3ってかなり凄いことですよね。

それは当然「栄養価がとても高い」からで、そこから搾られるヘーゼルナッツオイルにもさまざまな効果効能が期待できるようです。

アーモンドの約1.6倍のオレイン酸、ピーナッツの約1.7倍のビタミンE、ビタミンB群は全部入っていて、種類によっては貴重なパルミトレイン酸も含まれます。

これにより…

  • 心疾患、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の予防
  • 血管を強化して動脈硬化、脳卒中の予防
  • 血行を促進して、肩こり冷え性、腰痛を改善
  • 肌に潤いをチャージして老化を予防

などの効果を期待することができます。

食用ヘーゼルナッツオイルの使い方・食べ方

食用のヘーゼルナッツオイルの使い方について。食べ方の注意点などはあるのでしょうか?

まずはじめに気になるのが「加熱調理」に使えるのか?ということです。

ヘーゼルナッツオイルはオレイン酸など比較的熱(酸化)に強い脂肪酸がメインであるため、軽い炒め物に使うのはOK。

ただあまりに高温な揚げ物については控えたほうがいいでしょう。(調べても「大丈夫!」という情報が見当たりませんでした…)

もちろん生でも食べられます。むしろ生のままのほうがヘーゼルナッツオイルの芳醇な味わいを深く感じられるかも?

というのもヘーゼルナッツオイルは味が「美味しい」と評判なのです。

まったりと濃厚なコクと甘みがあるそうで、色んな料理のアクセントに使えます。お菓子との相性もばっちり。

ドレッシング、ソース、炒め物、お菓子作りに…

「軽い加熱OK」「風味が良い」ことで、用途のバリエーションが無限に広がりそうですね^^

キャリアオイルとして人気が高い

ヘーゼルナッツオイルも、美容のために使う「キャリアオイル」としての人気がとても高いオイルです。

オレイン酸、パルミトレイン酸、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEなどの各種ビタミンは美肌や美髪に嬉しい働きをしてくれます。

肌の再生を助ける。うるおいを与える。浸透力が高いので、ヘーゼルナッツオイルの栄養素をたっぷり届けることができるのだとか。

私はそっち系は疎いのですが^^;なんでも「脂性肌、混合肌、敏感肌」とあらゆる肌タイプの人が使えるらしいです。

スキンケアに、マッサージに、クレンジングに。こういうオイルって1本あれば色んな用途に使えるからいいですよね。

その際、食用のヘーゼルナッツオイルを使う方もいますが、別に「キャリアオイル」も販売されているので、もし美容限定で使うならそちらのほうがいいかもしれません。

αリノレン酸はほぼ含まれないので…

ここまで主にヘーゼルナッツオイルの“良い面”について触れてきました。実際に調べてみると「危険!」とか「体に悪い!」というような情報は無かったように思います。

実際ヘーゼルナッツオイルの脂肪酸組成は先にも書いたように、そのほとんどがオレイン酸(もしくはパルミトレイン酸を含めた一価不飽和脂肪酸)で構成されています。

摂りすぎると炎症を促進して、体のあちこちに病気を運ぶ、オメガ6系の「リノール酸」は約10%と、ほかの油に比べると少なめ傾向です。

でもオメガ3の「αリノレン酸」がほとんど含まれていません(´・ω・`)

こっちは脂肪酸バランスを整えるためにも、是が非でも摂りたい脂肪酸ですので、そうなると別に“αリノレン酸を多く含む油”を用意する必要が出てきます。

ヘーゼルナッツオイルは加熱用、もしくは美容に使って、油の摂りすぎに注意しつつ、別に亜麻仁油などのオメガ3系の油も活用するのがいいのかなと思います。

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オーガニックなヘーゼルナッツオイルを買うなら?

ナッツから搾るオイルは全般そうなのですが、ヘーゼルナッツオイルも決して安い油ではありません。

なにせ「1Lの油を抽出するに2.5kgのナッツがいる」くらい貴重なものですから。

さらに“オーガニック”となると値が張ります。でもできればより安心なもののほうがいいですよね。

そこでamazonを調べたところ「オーガニックなヘーゼルナッツオイル」を発見したのでご紹介したいと思います。

エミール ノエルの「ヘーゼルナッツオイル」です。

こちらは「低温一番搾り」で有名なオイルメーカーとのことなので、溶剤使用の心配もないし、高温による栄養素の破壊も少ないです。

また酸度が2%以下のヴァージンオイルであること、もちろんオーガニックであることも大きな安心材料となっています。

見た感じ、amazon内のヘーゼルナッツオイルの中では「安心度NO.1」ではないかな?(レビューの数も1番多いです)

ただその分お値段はほかより高く、100mlで1,000円以上はしています。

また、レビューを見たところ「加熱すると風味が飛ぶ」という声が多かったので、できれば生のままや仕上げにかけるなどの使い方がよさそうです。

まとめ

栄養たっぷりで風味も良い「ヘーゼルナッツオイル」の特徴について色々書いてきましたが…いかがでしたか?

個人的に、リノール酸の含有量が少ないので、少し使ってみたいなぁと思いました。

サラダにかけるオイルはいつも亜麻仁油なので、そこをヘーゼルナッツオイルに変えたらどうなるのか??…浮気心が湧いてしまった私ですw

コク深いナッツの風味…たまには浮気してもいいですよね(;´∀`)