日々、油について調べていると「これは何だろう?」と思うことにぶつかります。
その1つが「太白ごま油」。今はどういったものか知っているのですが(笑)昔は「なになに?太白って一体何ー!?」と興味津々。
あなたは知っていますか?太白ごま油の真実を…
今回は「太白ごま油」にスポットを当ててその秘密に迫ってみたいと思います!
太白ごま油と普通のごま油の違い
一番気になるのがここですよね。普通のごま油との違い。
結論からずばり言いますね、その違いは…
原料のごまを焙煎してるか?してないか?
簡単に言うとこれだけです!(笑)
- 太白ごま油は、ごまを煎らずに(焙煎してない)生のまま搾った、無色無臭の油。
- 普通のごま油は、焙煎したごまを搾った、ごま特有の風味と色のある油。
「ごま油」と聞くと、色が茶色っぽくて香ばしい風味があるものを想像される方が多いと思うのですが、あれが焙煎タイプ。
そうじゃないのが「太白ごま油」です。なんともシンプルな違いです。
太白ごま油のそこが気になる!
太白胡麻(ごま)油の読み方は?
「太白胡麻油」とパッと見て読み方がすぐに分かりますか?
…とか聞くと、何やらややこしく考えてしまうかもですが(例えば海の豚と書いて「イルカ」と読む、的なw)
こちらは単純に「たいはくごまあぶら」と読みます。普通に読めますよね(笑)
白いゴマを使ってるから太白ごま油?
これ、勘違いしちゃう人もいそうですよね。白いごまだけを集めて搾った油が「太白ごま油?」と…。
しかし、実際は白も黒もミックスされたものを使っているみたいですw普通のごま油と同じ。
(↑もしかしたら商品によって違うかもしれませんが)
太白ごま油は全部「低温圧搾法」なの?
これもちょっとややこしいですよね。私は最初、太白ごま油は全部「低温圧搾法」で搾られてると思っていたのですが、違うっぽい…?
焙煎はしてないけど(生のままで熱は加えていないけど)、搾るときには高温のパターンもある??
商品によって、ちゃんとに「低温圧搾」と書かれているものもあれば、無いものもあってはっきり分からなかったんです(-_-;)
《参考》人気の太白ごま油「九鬼」と「マルホン」を比較してみました
ごま油の場合は「焙煎」という工程があるのでややこしい~。
選ぶ際は「低温圧搾法」としっかり書かれているもののほうが安心かもしれません。
太白ごま油の何が良い?
さて、その違いが分かったところで。
焙煎していない生搾りの太白ごま油は、ごま油と違って何が良いのでしょうか?
それはずばり「どんな料理にも使える」ところです。
ご存知のように、普通のごま油ってとっても香ばしいですよね。
フタをパカっと開けただけでもプーンと匂ってくるごまの香り。何とも食欲をそそります(*´ω`*)
でも、だからこそ使えるシーンって限られてきちゃいます。中華系の料理とか、餃子にはマッチしますが、「その香りはいらないなぁ(´・ω・`)」という料理も多いです(笑)
でも太白ごま油は無味無臭。和洋中なんでもござれです。
その証拠に、太白ごま油は製菓用としても大人気!
バターの代わりにケーキなどに使っても美味しく仕上がるようですよ。
バターの風味って結構こってりですが、太白ごま油の場合はさっぱりな口当たりらしく、一緒に使う素材の味を引き立たせてくれるそうな。
また、これは味や香りとは関係ないのですが、
- バターより準備が楽、低カロリー
- 油特有の嫌な匂いがしない
- 他の食材と混ざりやすい
…といった点も、お菓子作りに太白ごま油が人気の理由みたいですね。
仮に、ごま臭プンプンの「普通のごま油」をお菓子作りに使おうものなら…
とてもカオスなスイーツができそうです(・∀・)!
(意外に美味しかったりして・笑)
まとめ
今回は「太白ごま油」について書いてみました。
無味無臭に加えて、ごまには抗酸化作用の高いセサミンも含まれているので、加熱用の油にはぴったりなんです。
実は私も使っています!本当に何にでも使えて便利ですよ^^
サラダ油の代わりにおすすめなので、もしよければ使ってみてください。