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油が使われた身近な食品

【悲報】ハーゲンダッツでも植物油脂使ってるんだ…残念な事実が判明

みんな大好きハーゲンダッツ!市販のアイスの中ではとても高級な部類ですが、その分安全性も高いとあって常に変わらぬ人気を誇っています。

でも…「ハーゲンダッツだから安心」と過信するのは危険かも?

じつは、原材料欄にあったらそっと棚に戻したくなる「植物油脂」が使われている商品もあったのです。。

そこのところを、今回は詳しくまとめてみました。

ハーゲンダッツとは


まずは「ハーゲンダッツ」について深く知っておきましょう。

その特徴をまとめてみました。

高級なアイスブランド

改めて言うまでもありませんが…「ハーゲンダッツ」とは、誰もが知っている高級なアイスクリームブランドの1つです。

とにかくそのイメージは…高い。この一言に尽きるかと^^;

大体、スーパーやコンビニで買えるカップアイスの相場が、1個で100円ちょっとなのに対して、ハーゲンダッツは300円ほど。(スーパーの安売りで200円以下で買えることもあるようですが。)

「ちょっと手が出しづらい…」と思ってしまいますが、しかし、逆にそれがプレミアム感を出していて魅力的でもあるのです。

むしろ、それこそがハーゲンダッツの戦略という。“大人がちょっと贅沢な気分を味わう”アイスとしてヒットしたわけですね。

特に日本で人気?

ハーゲンダッツはどのくらい有名なのか?気になったので調べたところ、世界規模で展開するブランドであることが分かりました。

世界中で食べられてるってことですよね!でも日本人は特にこのアイスが好きなんじゃないかと思うのです。理由は…

じつはハーゲンダッツを作る専用の工場は世界に4つあるんですが、その内の1つはなんと日本の群馬県にあるそうなんです。びっくり。

これだけ大規模な会社の拠点の1つがあるということは…それだけ日本での人気が高いということですよね。

毎年楽しみな新商品

ハーゲンダッツの大きな魅力の1つは、毎年新しい新商品(フレーバー)が、期間限定で販売されるところ。

カップ、クリスピーサンド、クランチークランチ(バー)、パルフェなど形態も色々で、それぞれで新商品が出るので(全てとは限らない)消費者を飽きさせない工夫がされているな~と。

しかもコンビニ限定(セブンイレブン限定、ローソン限定など)とかもあるので、コンプリート欲が刺激されます(*´ω`*)

「今しか食べれない!」
「あそこでしか食べれない!」

…本当に、ズルい手です(笑)

でも毎年の新フレーバーを楽しみにしている人はかなり多くいる模様。季節柄のものとかって魅力的ですからね。

鉄板の定番フレーバーもいいけど、常に新しいワクワク感が楽しめるは「マンネリ化」防止にとても効果的だと思います。

見える安心感

今回はじめてハーゲンダッツの公式サイトを覗いてみたのですが…いやぁいいですね(・∀・)

「アイスが美味しそう(^q^)」とかはもちろんとして(笑)食品でとても大切な“見える安心感”があるのです。

商品1つ1つにページが用意されていて、商品のことがよく分かる説明がじっくり書かれてあります。

原材料、成分、アレルギー情報もしっかりと公開されているので、事前にチェックしてから買うことができて安心です。

ハーゲンダッツでも植物油脂を使っていた

ここまでの内容「やっぱりハーゲンダッツって安心だわ(*´ω`*)」…で無事に終われたらよかったのですが、そうは問屋がおろさなかったようです。

じつは、私はこれまで文字通り「ハーゲンダッツは安心」だと思っていました。

ほかのアイスとは違う。高級(値段が高い)に見合う安全性があるものだと信じて疑っていなかったんです。

ただ、これはそれほどアイス通なわけでもない自分がサラッと調べた程度のときに思っていたことで、今回ガッツリ調べていて見えてくるものがありました。それは…

ハーゲンダッツにも植物油脂が使われていた

ということ(;´Д`)

※植物油脂についてはこちらをどうぞ↓

裏を見て!原材料欄にあったらそっと棚に戻すべき「植物油脂+α」食の安全は自分で何とかしなければいけない今日、あなたはどのような対策を取っていますか? 色々な方法があると思いますが、中でも簡単に...

まぁ昔はこの「植物油脂」の危険性にも気付いていなかったので、使われているからどうのということは分からなかったでしょうが、今なら分かってしまいます。

調べてみたところ、ハーゲンダッツで植物油脂が使われていた商品(フレーバー)は以下のものがヒットしました。※一例です

ミニカップ

ショコラミントの原材料

クリーム、乳等を主要原料とする食品、砂糖、脱脂濃縮乳、チョコレートチップ(植物油脂、カカオマス、砂糖、ココア)、卵黄、ペパーミント香料、植物レシチン(大豆由来)、(原材料の一部に卵白を含む)

クリスピーサンド

フォンダンショコラの原材料

ホワイトチョコレートコーチング、クリーム、脱脂濃縮乳、チョコレートシロップ、ココアウエハース、砂糖、チョコレート、ミルクコーチング(植物油脂、砂糖、全粉乳、乳糖)、卵黄、ココアパウダー/植物レシチン、安定剤(ペクチン)、バニラ香料、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)

抹茶フォンデュの原材料

ホワイトチョコレートコーチング、クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、抹茶ウエハース、ミルクコーチング(植物油脂、砂糖、全粉乳、乳糖)、卵黄、抹茶、植物レシチン(大豆由来)、 (原材料の一部に卵白を含む)

バー

バニラチョコレートアーモンドの原材料

クリーム、チョコレートコーチング、脱脂濃縮乳、砂糖、キャンディングアーモンド(アーモンド、砂糖、植物油脂)、卵黄/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・大豆を含む)

スイートストロベリーの原材料

クリーム、ストロベリーチョコレート(砂糖、植物油脂、ココアバター、全粉乳、ストロベリーパウダー)、脱脂濃縮乳、ストロベリー果肉、ストロベリー果汁、砂糖、卵黄、乾燥いちご(砂糖、いちご、乳糖)/植物レシチン、(一部に乳成分・卵・大豆を含む)

塩キャラメルマカデミアの原材料

クリーム、塩キャラメルチョコレートコーチング(植物油脂、乳糖、ココアバター、キャラメルパウダー、砂糖、食塩)、脱脂濃縮乳、砂糖、塩キャラメルソース、フライマカデミアナッツ、卵黄、バタースカッチ/植物レシチン、安定剤(ペクチン)、香料、(一部に乳成分・卵・大豆を含む)

分かったこと2つ

うーん、その文字は見たくなかった!(´;ω;`)

ということで、残念な事実が判明してしまいましたね…。で、これまでで分かったことを2つのポイントにまとめてみると…

メインには使われていない?

↑の原材料を見てみると、おそらくメインのクリーム部分、アイス部分(と言えばいいのかどうなのか)には使われていないのではないかと思われます。

すべて「チョコレート」や「○○コーチング」など、サブの原材料に含まれていますよね。

(ただ、チョコレートは分かりやすいですが、例えばミルクコーチングとはどういうものなのか分からないので何とも言えませんが…)

そうなると、全体で見ての植物油脂の含有量というのは、かなり少ないのではないかと思っています。

安いラクトアイスでは、ほぼ植物油脂がメインというような感じですが、それと比べるとほとんど気にならないレベルなのかもしれません。

分類はアイスクリーム

↑にあげた商品はすべて分類は「アイスクリーム」となっていました。

◆アイスクリームの分類

種類別 乳固形分 うち乳脂肪分
アイスクリーム 15.0%以上 8.0%以上
アイスミルク 10.0%以上 3.0%以上
ラクトアイス 3.0%以上
氷菓 上記以外のもの

「アイスクリーム」には「植物油脂」は使われていない…ということなんですが、今回のように、ほかの原材料に含まれる場合はOKということなんですかね…?

この点がちょっと曖昧です。。あなたもご注意ください。

定番フレーバー(カップアイス)は大丈夫!

ハーゲンダッツにも植物油脂の影が潜んでいることが分かったわけですが、しかし!

定番フレーバーには使われていないのでそこは安心してください(・∀・)

ハーゲンダッツの定番フレーバー
  • バニラ
  • ストロベリー
  • グリーンティー
  • クッキー&クリーム
  • マカデミアナッツ
  • クリスプチップチョコレート

期間限定商品のときはちょっと注意が必要ですが、いつも変わらぬ美味しさを提供してくれる6種類の定番フレーバーは、味も品質も本物でした。

(※もちろん定番フレーバーは変わる可能性もあるので、あくまでも現時点での情報となります。)

その6種類のフレーバー(カップ)を原材料とともにちょこっとご紹介します。

バニラ

やっぱり1番人気なのがバニラ。無くてはならないフレーバーです。

ハーゲンダッツには、2種類あるバニラビーンズのうち、日本でよく使われるブラックビーンズではなく、レッドビーンズを使用。(マダガスカル産)

香り高いレッドビーンズは、ハーゲンダッツの濃いクリームとの相性が良いのです。

因みにバニラビーンズからバニラ香料を作るには、どんなに頑張っても1年半くらいはかかるそうです。やっぱり100%人工的な香料とはちがって手間暇がかかるんですね。

原材料

クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄/バニラ香料、(一部に乳成分・卵を含む)

ストロベリー

このストロベリーは、ハーゲンダッツの生みの親「ルーベン・マタス氏」が構想に6年を費やしたというのだから驚き。

鮮やかな赤色、濃厚な風味を持つ特別なイチゴを使っているから、見た目も味も文句なし。

イチゴの甘み、酸っぱさ、鮮やかさ、食感…全部まるごと楽しめます。

原材料

クリーム、脱脂濃縮乳、ストロベリー果肉、砂糖、卵黄、(一部に乳成分・卵を含む)

グリーンティー

ほどよい苦味とコクが特徴のグリーンティー(抹茶)。こちらも完成に7年かかるというこだわりぶり。

ポイントは、ハーゲンダッツの濃厚なクリームに合うようブレンドされた茶葉。一番茶をメインに、二番茶も適度に加えて絶妙なバランスを実現!

肝心の茶葉の品質も大事に、熱や光に弱い点を考慮して、暗い中で、熱のかかりにくい石臼で挽いています。

これだと手間がかかるので、1時間で数十グラムしかできないのだとか。

原材料

クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、まっ茶、(一部に乳成分・卵を含む)

クッキー&クリーム

個人的に好きなフレーバーが、こちらのクッキー&クリーム。

甘~いバニラクリームとココア味のクッキーが絶妙にマッチ。味わいもそうですが、サクホロッとしたクッキーの食感も良いアクセントに。

チョコレートチップなどとはまた違った食感です^^

そしてこのクッキーにもこだわりがあって、2種類のココアとカカオマスからできているそうな。手が込んでますよね!

原材料

クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、チョコレートクッキー、卵黄/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)

マカデミアナッツ

リッチな味わいを堪能するならこちらがおすすめ、マカデミアナッツ。

まろやかで芳醇な風味のバタースカッチと、マカデミアナッツの香ばしさの相性は抜群!

マカデミアナッツは、全体にまんべんなく散らばっているから、最初から最後まで小気味のよいカリッと感を楽しめます。

こちらは6種類の定番フレーバーの中でも、特にリピーターさんが多いそうです(・∀・)

原材料

クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、フライマカデミアナッツ、卵黄、バタースカッチ、(一部に乳成分・卵を含む)

クリスプチップチョコレート

チョコレート好きさんには文句なしにおすすめしたい、それが「クリスプチップチョコレート」です。

チョコレート…と聞くと、いかんせん「植物油脂」の影がチラついてしまうわけですが、こちらのメインのチョコアイスには、ベルギー産のチョコが100%使われているということなので安心。

パリパリ感が楽しめる粗削りのチョコも良いアクセントになっています。

優しい甘さなのに濃厚なチョコアイス。病みつきになる人続出です!

原材料

クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、ミルクチョコレート、チョコレートチップ(準チョコレート)、卵黄、ココアパウダー/バニラ香料、植物レシチン、(一部に乳成分・卵・大豆を含む)

それでも1番安心なアイスには変わりなし

ハーゲンダッツでも植物油脂が使われている商品があること、また、その心配がない、現在販売中の定番フレーバー6種類(カップ)の紹介をしてきました。

ハーゲンダッツについてここまで調べたことはないと思います(笑)そこで、総括してみて何が言えるかというと…

それでもハーゲンダッツアイスは優秀!

結局こうなるのではないかと(笑)

先にも書いたように、植物油脂が使われているといってもメインではなく、ほかの原材料に使われている分です。

それに何より原材料のシンプルさ。安定剤、香料などの添加物が不使用なのは、スーパーやコンビニで手軽に買えるアイスでは「ハーゲンダッツ」くらいではないでしょうか?

※たとえ植物油脂が不使用でもほかの添加物は必ず使われていたりします↓
《参考》あった!植物油脂不使用のコンビニアイス5選!【注意点も3つ】

その真実を知ったうえでも、やっぱり私は「ハーゲンダッツは1番安心!」なアイスだと改めて思いました(*^_^*)

まとめ

今回の記事で分かったこと。

  • ハーゲンダッツにも植物油脂が使われているものがある
  • でも、メインではなくサブの原材料に含まれる程度
  • 定番の6種類のフレーバー(カップ)は大丈夫!

こんな感じです。

…何だか重箱の隅をつついているようで、自分に少しイラッとしましたが(笑)それでも大好きなアイスの真実を知れて良かったと思います。

これからも変わらずにハーゲンダッツを、自分のご褒美に買いたいです(・∀・)