血液をサラサラに、がんや生活習慣病の予防に効果的など、その有用性がテレビで紹介されることが多くなったDHA・EPA。それに伴い注目を集めているのがサプリメントの存在です。
今回は、サプリにまつわる“とある疑問”についてのお話。
サプリメント選びでまず気になること
DHA・EPAは主に青魚に含まれる栄養素ですが、昔に比べるとその摂取量はガクンと減少傾向。
肉類が主役となり、魚が苦手な人が増えたこと、また忙しい生活を送る人が多い中で、レンチンですぐに食べられるものや外食が多くなった…というのも魚食から遠ざかる要因の1つかと思われます。
だからこそ、DHA・EPAに限らず、手軽に栄養が補えるサプリメントは現代人にとって欠かすことができないものになっています。
その証拠に、今やサプリメント市場の規模は凄いことになっていますよね。お店を見てもズラーッと、ネットの通販サイトでもたくさんの種類のサプリメントが売られています。
ただその中で1つ気になることがありませんか?それはサプリには「日本製」と「海外製」があるということです。「どっちにすればいいんだろう…」と迷われた経験がある方も多いのではないでしょうか。
サプリ全般!日本製と海外製のメリットとデメリットまとめ
DHA・EPAサプリに限らず、ここではサプリメント全般における日本製と海外製、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
日本製サプリ | 海外製サプリ | |
メリット |
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デメリット |
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日本製サプリについて
まず、日本製サプリは当然ながら「国産」ということで大きな安心感がありますよね。特に食品においては重要な判断基準としている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「国産だから絶対に安心!」と盲目的に信じるのは考えもの。国産でも粗悪なもの、外国産でも安心できるものはたくさんありますから、あくまでも“1つの目安”と考えるようにしましょう。
日本製サプリは販売元が日本国内なので、気軽に問い合わせできる点もいいところですね。商品について何か気になることがあれば事前に確認OK、購入後でも同じことが言えます。場合によっては返品、返金になるときもスムーズに応じてもらえます。
そして日本製のサプリは当然「日本人」の体に合わせて作られているので、飲みやすさも考慮されています。粒も小さいものが多くて子供やお年寄りでも大丈夫なものが多いですね。
代わってデメリットは主に「価格が高い」「含有量が少ない」の2点。海外製サプリと比べると倍~数倍違うものも多いようです。
海外製サプリについて
海外製サプリの魅力は何と言っても「価格が安くて含有量もたっぷり」なところ。主にアメリカ産のサプリに当てはまることですが、アメリカはサプリメント大国とも言われていて、ことサプリメントにおいては他の追随を許さないくらいに発展しています。
それは何故なのでしょうか?
その理由の1つが、「アメリカは公的な保険制度が無いこと」が挙げられます。医療費が莫大にかかってしまうので、“病気にならないこと”が何よりも重要視されているんですね。そのために必要なのがサプリというわけ。
サプリの種類も使う人(消費量)も多いのでメーカー競争は避けられませんし、大量生産、原材料のコストを安く抑えられる等の理由もあって価格が安いです。
そしてアメリカ産のサプリは、病気の予防に使われているだけあってその品質は医薬品レベル。安全性が高く、なおかつしっかりと効果を得るために十分な量の成分が含有されています。
ここまで読むと、なんだか「海外製のサプリって凄い!」と思ってしまいますよね。しかし気になる点もいくつかあります。
口コミで本当に多いのが「サプリが大きくて飲み込みにくい」というもの。アメリカンサイズ…と言うのでしょうか^^;日本製の倍以上のサイズのものも少なくなく、ただでさえ飲み込むのが得意ではない人には辛いものがあるかも。。
そして含有量が多いということで、過剰摂取になりやすいという懸念もあります。これは自分でしっかり管理していれば問題ないのですが、よく考えずに口に放り込むようなタイプの人は危険かもしれません…
そして当然「問い合わせ」のハードルも高いです。
場合によっては英語で電話やメールをする必要が出てくるでしょう。「買ったはいいものの、何となく不安で飲めずに結局無駄になってしまった…」そんなことにならないためにも、問い合わせる必要が無いくらい事前に商品の口コミをよく確認することが大事です。
また「アメリカ産はレベルが高い」と書きましたが(もちろん全てが絶対安心とは限りません)、その他の国の海外製サプリについては、各自で「信頼できるか?」をよく調べる必要があります。
物によっては粗悪品もあるので注意するようにしてください。(中国産はやめたほうがいいかも…)
日本製と海外製サプリ…どちらがいいかはあなた次第
日本製と海外製サプリのメリットとデメリットを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに一長一短ある…という印象かもしれませんね。
「やっぱり国産が安心かな?」
「コスパが良いのが一番!」
…と人により選ぶ基準はバラバラかと思います。
ぜひ今回の記事で見比べてみて、あなたにとっての最適なサプリを選んでいただきたいと思います。
いずれにせよ、購入を検討している商品の口コミは事前によく確認することが「失敗しないサプリ」を選ぶポイントとなります。
まとめ
DHA・EPAサプリというよりも、サプリメント全般の話となってしまいましたが、もちろんDHA・EPAサプリ選びでも当てはまる内容となっています。
もしあなたが今後、日本製と海外製のDHA・EPAサプリで迷うことがあったら、今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。