体にいい油が注目されていますが、その中の特定の油では効果の1つとして「ダイエット効果」と書かれているものがあります。
青魚の健康成分であるDHA・EPAもそんなダイエッターに魅力的な油の1つ。今はサプリメントが人気ですよね。
でも「油で痩せるってどういうこと?」とあなたも気になってしまいませんか?そこで今回は「DHA・EPAがどうして痩せると注目されているのか」その真相を調べてみました。
目次
DHA・EPAがダイエットにいいと言われている3つの理由
DHA・EPAは今では知らない人がいないくらいに、多くの健康効果が期待できる優良な成分として有名です。
- 血液をサラサラにしたい
- 頭をすっきりさせたい
- がんや動脈硬化を予防したい
そういった健康目的のために摂っている方が大半かと思いますが、実は「ダイエットにいい」とも言われているんです。
ダイエットに興味の無い方や、特に痩せたいと思っていない人には関係のない話かもしれませんが、肥満やメタボは病気の元になることは周知の事実ですから、知らない間に対策ができていたらそれはそれで喜ばしいことですよね。
さて、DHA・EPAがどうしてダイエットにいいと言われているのか、その理由は複数あります。1つずつご紹介しますね。
中性脂肪を下げる効果が期待できる
まず、DHA・EPAの効果で大きく言われていることが「中性脂肪を下げる効果」です。これは医学的にも証明されているようで、かなり信憑性は高いものであるようですね。
脂質は人間を含め多くの生物にとって体を動かすために欠かせないエネルギー源ですが、エネルギーにならなかった余分な脂肪はどんどんと体に溜まっていってしまいます。
DHA・EPAは、脂肪→エネルギーへの代謝を促す作用があるそうです。
また中性脂肪をできにくくする、摂り込んだ脂肪を素早く分解する、といった作用も期待できるそうです。
DHAが持つ脂肪燃焼効果
脂肪を燃焼するということは、脂肪を分解するということ。そして脂肪を分解するためには「リパーゼ」という酵素の働きが欠かせません。
DHAはそのリパーゼの働きを活発にすると言われています。
ただ「じゃあDHAを摂っていれば勝手に脂肪が燃えてくれるんだ」と思うのは大きな間違い。
DHAはあくまでも、同じようにリパーゼを活性化してくれる運動の補助として捉えるようにしましょう。
EPAが痩せやすい体質をサポートする「GLP1」を作る
EPAには「GLP1」と呼ばれる“痩せやすい体質をサポートしてくれるホルモン”の分泌を促す働きがあると言われています。
このGLP1はどのような作用があるかというと、中枢神経に働きかけて満腹中枢を刺激することと、食べたものが長く胃に留まるよう働きかけることで満腹感の維持を助けてくれるそう。
GLP1の分泌が多いのと少ないのとでは、同じ量の食事をした場合でもお腹の空き具合に大きな違いがあるということですね。
またGLP1には血糖値が急に上がるのを抑えてくれる作用もあり、インスリンが余分な糖を脂肪に変えてしまうのを防止する効果も期待できます。
それだけで痩せるのは難しい…あくまでもサポート的な立場
DHAやEPAが何故ダイエットにいいと言われているのか、何となくお分かりいただけたでしょうか?
その理由をよく見てみると、「DHA・EPAを摂っていれば痩せる」という至極単純なものではないということもお分かりいただけると思います。
DHA・EPAはあくまでも“これから摂る脂肪”に有効に働くのであって、すでに体についた脂肪をどうこうする…という類のものでは無さそうです。
そしていくらDHA・EPAを摂っているからと言って、高脂肪、高カロリーな食事を改めなかったり、運動を全くしないのではやはり期待する効果は望めないでしょう。
あくまでも「ダイエットのサポート」的な意味でDHA・EPAを有効に活用するのがベストなのではないかと。その際、手軽に摂れるサプリメントを使うのも賢い方法の1つかと思います。
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まとめ
ダイエットを成功させて痩せるためには、やはり色々な要素が絡んできます。食事、運動、睡眠などなど…何か1つ欠けても物事は上手くいかないものですよね。
ただその中でDHA・EPAを有効に利用するのは成功へのたしかな1つの方法と言えるでしょう。健康的に痩せたいあなたはぜひ活用してみてはいかがでしょうか。