健康のために運動を始めてみようかな…と思われているあなたへ。実は青魚の健康成分で知られる「EPA」がとっても役立つんです。
健康のために運動をすることは当然いいことであるのは分かりますが、運動そのものにEPAがいいということは知らなかった、という方も多いのではないでしょうか?
運動やスポーツをするのにどうEPAがいいのか?その点を詳しくご紹介します。
EPAを摂って運動するとどうなる?1番の魅力は…
運動をする目的は人それぞれかと思います。
- 毎日を元気に過ごしたい「健康目的」の方
- 美しく痩せたい「ダイエット目的」の方
- とにかく筋肉を付けたい「マッチョ目的」の方(笑)
…大まかにはこの3タイプに分けられそうですがいかがでしょうか。(3つ目は運動と言うよりも“筋トレ”という気もしますが…)
いずれのタイプの方にとっても運動時にEPAが役立つことは変わりません。何故ならEPAが十分だと「体が疲れにくくなる」からです!
「疲れにくい体で効率的に運動(スポーツ)ができる」これが「EPA×運動」の1番の魅力と言っていいでしょう。
そう考えると「痩せる」「筋肉を付ける」とは直接関係してないように思えますが、当然効率的に運動を続けていけばどちらの目的も叶えることができるので、やはりEPAは摂るに越したことはありません。
ここでは「EPAで疲れにくい体になる」理由を3つご紹介します。
EPAが疲れにくい体を作ってくれる3つの理由
1、体中に酸素をくまなく届ける
走ったり、ジャンプしたり…運動やスポーツ時には通常時よりも激しい動作が必要になりますよね。そしてそうなると当然酸素も通常時よりも多くの量が必要になります。
その際酸素を体のあらゆる場所に届けてくれるのは血液。でも血液がドロドロで血管状態が悪かったら…?血液の流れが悪くなって末梢まで酸素が十分に送られなくなってしまいます。
そんな“酸素不足状態”では体が疲れやすくなってしまいすぐにバテる原因になってしまうんですね。そこでEPAの「血液サラサラ効果」が役立つわけです。血液がサラサラだと血流が良くなって、体中にくまなく酸素が送られます。
2、心臓への負担が軽くなる
高血圧予防としても有効なことで知られているEPA。その理由は、やはり血管状態を良好にしてくれるからです。高血圧とは、いわば全身に血液を送る心臓の圧力が高くなっている状態。
この“血液を送る”過程がスムーズだと、心臓への負荷も少なくなると言うわけなんです。
EPAは血液の粘度を下げて血をサラサラにするのと、血小板が固まって血栓になるのを防ぐWの作用で血管状態を良好に保ちます。
運動時は心臓からの血液量が増すのでどうしても一時的に血圧が上がってしまいますが、それでも上記の理由から、EPAを摂っていると心臓への負担を極力抑えることができるのです。
3、筋肉痛の度合いが軽くなる
運動や筋トレをすると起こるのが筋肉痛です。ズーンとした何とも言えない鈍い痛み…あなたも経験があるでしょう。そんな筋肉痛ですが、なんとEPAを摂っていると痛みの度合いが軽くなることが実際の実験で分かっています。
男子大学生でEPAを摂っている群と摂っていない群に分けて2日後の筋肉痛レベルを調べたところ、EPAを摂っている群のほうが明らかに軽いことが判明したのです。
「疲れにくい体」は「疲労回復が早い体」とも言うことができそうですね。体が痛くて動けない…ということも少なくなるので、運動を楽しむ体を無理なく目指していけそうです。
まとめ
言わば運動やスポーツのプロであるアスリートの方々も「EPA」のパワーに注目して意識的に摂取されているようです。
さすがにそこまでは目指さなくても、「疲れにくい体」を作ってくれるEPAは役立つこと間違い無し。
毎日の軽い運動でも効果的に行いたいあなたにおすすめです。