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油の豆知識

【悲しい真実】亜麻仁油とリグナン。2つは切っても切り離せ…た!?

亜麻仁油の原料である亜麻の種子には、私たちの体に嬉しい栄養がたっぷり。

1番注目されているのは…これは言わなくてもすでにお分かりですよね。「オメガ3脂肪酸のαリノレン酸」です!

αリノレン酸は、私たちが日頃口にする物には滅多に含まれていないので、十分な量を摂るのに亜麻仁油は最適なんです。

では他には…?次に言われているのが「リグナン」です。でも「αリノレン酸については色んなところで目にするから分かったけど、リグナンってどういうものかよく分からない…」

という方も多いのではないでしょうか。あなたはいかがですか?

そこで今回は、αリノレン酸にも負けないくらいに魅力的な「リグナン」の秘密に迫ってみたいと思います。

亜麻リグナンについて知りたい!

ここでは亜麻の種子に含まれるリグナンを「亜麻リグナン」と呼びます。

リグナンって実は亜麻だけに限ったものではないんです。他で有名なのは、例えばゴマのセサミン。これもリグナンの一種です。(←ゴマリグナンと言います)

リグナンは、優れた「抗酸化作用」を持ち、「女性ホルモンのエストロゲン」に似た作用をする、植物性エストロゲンの1つなんですね。

ただ、亜麻もゴマも、同じ「リグナン」ではありますが、↑の作用とは別に、それぞれで違う作用や効果もあるようなんです。

ここでは亜麻リグナンの効果について詳しく見ていきたいと思います。

亜麻リグナンにはどんな効果があるの?

サビと炎症から体を守る

実は、亜麻リグナンは「ポリフェノール」の一種なんです。ポリフェノールというと…先にも書きましたが「抗酸化作用」があることで有名ですよね。

私たちの体は毎日毎日…休むことなく酸化の危険にさらされています。体を酸化させる原因である「活性酸素」は、紫外線、ストレス、睡眠不足など…さまざまな要因で作られてしまうからです。

増えすぎた活性酸素は、体の基盤である細胞を攻撃。((⊂(`ω´∩)シュッシュッ

そうして細胞が本来の働きを失ってしまうと、体が弱くなり衰えて、病気や老化のリスクを高めてしまうんですね。

その酸化を食い止めてくれるのがポリフェノールの働き。亜麻リグナンには病気、老化予防の効果が期待できます!

また、活性酸素は炎症も起こしてしまうのですが、亜麻リグナンには「抗炎症作用」も期待できるので、とにかく丸っと体を良い状態に持っていってくれるのです。

エストロゲンに関するさまざまな効果

亜麻リグナンは、大豆イソフラボンと同じく、エストロゲンという女性ホルモンに似た作用をすると書きました。

このエストロゲンの働きを詳しく見てみた結果…

  • 悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やすことで、心疾患や動脈硬化の予防。
  • エストロゲンは丈夫な骨のために必要→骨粗しょう症の改善に◎
  • ホルモンが関わる病気(乳がん、子宮がん、前立腺がんなど)の予防に効果的。
  • エストロゲン分泌が減ることで起こる、気持ちの落ち込み、イライラ感、めまいなどの更年期障害の改善に期待大。

以上のことが分かりました。

体全体の健康にプラスして、特に女性特有のお悩みをサポートしてくれる、という印象です(・∀・)

ただ、逆に、亜麻リグナンは「女性ホルモン」に作用することで、早産のリスクが高まる…というネガティブな声も一部見受けられます。

…ぶっちゃけ、この点については「賛否両論」なのです。

妊娠中や授乳中に摂ったほうがいいという人、摂らないほうがいいという人。

良くも悪くも女性ホルモンの働きに作用する亜麻リグナン。心配な場合は、かかりつけの先生に相談されてから摂取を考えてみてくださいね。

え!亜麻仁油にはリグナンって入ってないの!?

えっと、ここまで亜麻仁油というより「亜麻の種子」という体で話をしてきたことにお気づきでしょうか?

実はそれには理由があります。それは…

亜麻仁油にはリグナンが入っていないかもしれない

からです(汗)

えっ…て感じですよね。私も最初そう思いました。

亜麻仁油について調べていると必ず「リグナン」の健康効果に突き当たりましたし、商品ページにもリグナンについての説明があるものが多い。

絶対入ってるって思うじゃないですか!リグナンの健康効果に期待しちゃうじゃないですか!!

でもよくよく調べたところ、上記の事実が判明したんです。

※こちらを参考にさせていただきました↓
⇒ ショック!亜麻仁油にリグナンは含まれていない!?

亜麻の種子に入っていることは間違いないようですが、それを油にする段階で無くなってしまうんですかね…。

1番に考えられるのは「加熱」による損失ですが、リグナンはポリフェノールで抗酸化作用があるから熱に強いんじゃ…?とか思ったり、低温圧搾(コールドプレス)だったら大丈夫なんじゃ…とか思ったり。

あぁでもリグナンが入ってないから亜麻仁油は熱(酸化)に弱いのか…と逆に納得したり(´・ω・`)

つまり、詳しいことはよく分からなかったのです(汗)

それを証拠付けるように、リグナンが含まれていることをアピールしている亜麻仁油もあります。これとかですね↓

うーん、本当のところはどうなのか。。

ただ1つ言えることは「全ての亜麻仁油にリグナンが入っているとは限らない」ということです。

商品ページに、しっかりと「リグナンが入っています!」みたいなことが書かれていない限りは入っていない可能性が高いかと。。

(何となく私が愛用してる亜麻仁油にも入ってなさげ(;´Д`))

あ、でもその場合、先に書いた「亜麻リグナンの弊害」の問題もクリアですね。(早産のリスク~について)逆にメリットもないわけですが…。どう受け取るかは、あなたの判断におまかせします(;・∀・)

リグナンを期待するなら原料の亜麻仁がいいかも

そうは言っても「亜麻リグナンを摂りたい!」という方も多いかもしれません。

その場合、亜麻仁油よりも摂るのに手間はかかるかもしれませんが「原料の亜麻仁(フラックスシード)」を試してみるといいかも。

亜麻の種子には必ず入っているようですし。

…とは言ってもね、実はこれもなかなか難しいのです;

というのも、今の日本では諸々の事情から「生の亜麻の種子」の輸入って禁止されているようなんです。

だから買えるのはローストされているものが大半。他は生でもスプラウト用(栽培して新芽を食べる)だったり、アイピロー用など食用以外の目的のものだったり…です。

「ローストでもいいんじゃない?」

とも思いますが、αリノレン酸は熱に弱いので高温で加熱してあるものは心配です。(そこら辺が分かりにくいです…)あとは原料の品質についても、ローストアマニの場合は書かれていないものが多いような…。

ローストアマニを試す場合は、その辺(原産国は?農薬を使ってない?など)をしっかりチェックするようにしましょう!

亜麻リグナンのサプリメントもあった

探すと「亜麻リグナン」のサプリメントも販売されていました。(メイン成分ではありませんが、やはり貴重な成分のためかほかにはヒットせず。)

油もダメ、ローストも心配…とあっては、これが1番亜麻リグナンを摂るには手っ取り早いかもしれないですね。

ただサプリと言ってもピンきりです。ここでも原料の品質や製造方法、信頼性などをしっかりチェックして、納得のいくものを試されてください。

まとめ

亜麻仁油について調べるとほぼヒットする「亜麻リグナン」の秘密について書いてみました。

魅力的な効果がたくさんですが、注意しなければいけないこと、愛用している亜麻仁油にはもしかしたら入ってはいないかもしれないこと。

…その事実を知ってちょっとガッカリ…かもですが、でも一番の目的は「αリノレン酸」だから別に~って人が多いかもですね。(←私ですw)

亜麻リグナンに興味があるあなたは、このページでご紹介したローストアマニやサプリもぜひ試してみてください。